COMITIA 105 2013/8/18日
11:00~16:00
東京ビッグサイト東5・6ホール
スペース:J 02 HATE SATE vol.2
1500円
24ページ だいたいA3くらいのサイズ
高校を卒業したばかりの18歳が改札に挟まった人を助けるという底辺のアルバイトをするマンガを描きました。
この感じ、無事伝わるだろうかっていう内容です。
着手から完成まで誰にも見せずに一人で描いてみたので、たぶん、とても、わかりづらいかもしんないけど、すごくカッコいい本ができた!ワーイ!っておもいました。自分でいうけども。
リミテッド50冊です!
それとは別に!
スペース:へ 31 にて販売開始の
ユースカ創刊号に異星人マンガを描きました!
載ってます、ブリッジのマンガが。
超絶クールなこの自主制作雑誌ジオラマの後継雑誌ユースカに!
18人によるマンガと楽曲とコラムで200ページ超え 950円
真造圭伍
ゴトウユキコ
ぱうひろ
金子朝一
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STAG
澤部渡
鴨田潤
サヌキナオヤ
座二郎
太田基之
谷口菜津子
安海
BRIDGE SHIP HOUSE
ムライ
かつしかけいた
嘉江
オカダダ
主宰:森敬太
(敬称略)
18日以降順次ビレバンとか通販で買えるようになります。
わたしはこの雑誌に参加できたことが嬉しすぎています。
もし少し時間があるようなら、いまどのような事態なのかを以下で説明します。
(長いです。これを読まなくてもユースカはとても面白いです)
2011年の夏、ユースカの前身雑誌であるジオラマという雑誌が創刊されました。
わたしは下北のラーメン屋でバイトしてましたので、好きなマンガの新刊を買うのに下北ビレバン
を利用していました。
そこで、ずらっと面陳された見たことのない雑誌を見つけるわけです。真造圭伍先生が表紙を描いたジオラマ創刊号です。
その時は「あたらしい雑誌が創刊されている」とだけ思って、表紙を遠目に見るだけで店を出てしまったんですが、この創刊号の装丁デザインに対して”ナナメをクールに乗りこなしている...”というひとつの強烈なシンパシーというか羨望というかそういう感情だけ家に帰っても自分の中にずっと残ってて、それはそのうち嫉妬となっていきました。
嫉妬を原動力にジオラマについてインターネットの力を使って調べたところ、これが出版社が発行している雑誌ではなく個人が主宰する自主制作の合同誌であるということを理解しました。
数年前に勃発したZINEブームがありますね、様々な人々が様々なZINEを発行してはイベントが開催されたりなんだりして、そのうち大御所の方々もZINEに手を出し、流行の廃れへの道ができあがっちゃう雰囲気漂ったりして。
そういうのありましたが、このZINEブームにおいてのわたしにとってのイマイチ突き抜ける興奮に欠けるなと思う点が、ZINEの性質であり魅力の一つでもあるんだけどとても自己完結的でライトな出版、だれでも簡単にしかも自由な内容で発信できる(友人あるいは同じクラスタ内に濃密に深く)けれども拡がり方がゆるやかで狭いから大きなカルチャーの中心となるのは少し難しいしすごく身内ノリで金にならないっていうことだったのです。
ジオラマにはZINEが持つ自由さラフさかわいさがあって、でもかつほどよく大きな販路を持ってる(このほどよく大きなっていうのは、この雑誌に興味を持つであろう人達が集まる場所にちゃんと置かれているということ。どこかしこでも売ってるようなものはあまり素敵なカルチャーではない!)触れた人が「おもしろい!」って感じれば、それが複数人いれば、どんどん大きな渦になる出し方をしていて、しかもサブカル過ぎないサラリと上品でエッジの効いたデザインの表紙は敷居の高さを感じさせない人なつこさというかだれでもおいでな間口の広さというか、とてもひらけた感じのかわいらしさでお高くとまってなくてすごく良い!これは!突き抜ける興奮だ!って思ってもう、夢中でした。
ここで注意しておきますが、この時点ではわたしジオラマ買ってません。ついてきて!
パッケージとコンセプトのみでこれだけ興奮していたんです。
興奮しているうちに創刊号売り切れたんだったと思いますたしか。
ジオラマ第二号を、コミティアには行けなかったので下北沢の入荷情報をチェックして家から一番近い店だったのでJET SETで購入しました。
レコード屋で自主制作の漫画雑誌を買うっていう行為自体がもうすでにとてもイケてるなと感じました。
第二号は西村ツチカ先生が表紙で、コピーが縦書きで入るんですけどそれがもう痺れるかっこよさで、文字銀色のインクだし!すごく文学感じるレイアウトになってて良い内容の書き物達をまとめて全部ちょっと眺めの良い素敵な文化的行為みたいな場所に引き上げて、宝物のようにひとつひとつ丁寧に並べております、どうぞ楽しんでってねって感じが最高にもてなし感醸し出してて超良かったんです。同じ日に、増刷された創刊号とツチカ先生のマンガと真造先生のマンガを買って、下北でやってた軽音部のスタジオ練習に行って休憩所でみんなに読ませたら商業誌とはちがうねという反応でした。スタジオの休憩所が漫喫と化しました。
最後のページのいちばん下にジオラマの参加者を募集しているというインフォが載ってて、わたしはマンガが描けなかったのでマンガでなんか賞をとってたカネコ先生に「ジオラマは参加者を募集しているよ!」としつこく言っては無視されていました。カネコ先生は漫画家になりたいと考えていたけど、新潟在住の田舎者なのでジオラマがやってる事の意味とかキラキラ感をよく理解する事ができなかったようでした。作品の発信に関して根本的な、大切ななにかがわたしとはズレている!と感じた瞬間でした。カネコ先生がいまの考え方のままどんどん歳をとっていくと思うとすごく悲しくなって、若干喧嘩になったのをおぼえています。クソが!とか言いました。
第三号はエラーくんが表紙で、コマ割りされまくってるイラストなんだけど横に倒れてて、絵が裏表紙まで侵入してるので背表紙がすごく「マンガだよー」って具合になってて大変かわいい!銀色だ!ベンデイドットだ!ってテンション上がりました。全4号の中でいちばん尖ってるデザインとおもいます。おそらくエラーくんの絵がポップで愛らしいのでこんなカッコ良く文字を組んでも大丈夫なのです。ユースカの表紙もそう!エラーくんとデザイナーの森さんの相性はとても良いです。エラーくんの上だと森さんはより広いフィールドでバリバリ暴れられる感あります。森さんがどんなに攻めたデザインをしてもエラーくんの絵がかわいく受け止めるので相乗効果でなんか、知性のあるアイドルみたいな、人々に好かれる感じのやつになる。森さんのさじ加減も絶妙なんですよ、超良い。
これは入荷日に下北ビレバンに買いに行ったらまだ店頭に出てなくて、レジの中で店員がいそいそと在庫を準備している真っ最中に「あ!それを!ひとつください!」って言って入手しました。手にしたドキドキ感はんぱなかったです。家でしばらく表紙を眺め続けました。
あとエラーくんとかいって超馴れ馴れしい感じに書いてるけどまったく接点無いというか会った事ないしなんか周りの雰囲気がみんなそう呼んでる系だったから乗っかっとかねえととおもって、これは背伸びをしているやつです。年下だしいいかとおもって。
ジオラマブックスがレーベルとして出したエラーくんの単行本オチとはも買いました。第三号を買って油断してたのでこの本のリリース情報に気づいてなくて、ビレバンで「あ!このかっこいい装丁は!」って見つけることができて購入です。第三号の表紙と同じ色のインクを使ってくる小粋なスマートさですよ。帯がまた超カッコいいです。既にソールドアウトした本なので、買えて良かったという気持ちでいっぱいです。内容もすごくいいよ!
この間にもわたしはしつこくジオラマにメール送ってみてよーとカネコ先生をせっついていました。カネコ先生もあたらしいジオラマが出たというと読ませろ読ませろと食いついてきて思わせぶりな態度をとりわたしにフェイントをかけてきました。
そして今年の2月、最後のジオラマが発売されます。
わたしはすっかりジオラマのファンだったので、コミティアで作ってる人達本人から直接買おうとおもいました。
とてもラッキーな事に、PRIVATE WORLDというパンクパワーポップマンガを描いているザワ・フリークビートさんのフロントビューメモリアルブック(コミティア入口でチケット代わりに売られてるティアズマガジンという本があって、毎回数人の作家が取り上げられて記事になるみたいでこの回ザワさんが載ることとなったのです!)というフロントビューを祝う企画本に何か描いてと声をかけてもらえたのでわたしは3ページのマンガを描き(ザワさん的にはイラスト1ページでいいよくらいの温度だったらしくて、マンガを描いたらとても驚かれました。ここにマンガを描いたのは、自分が今までマンガを描いてこなかったことであの超楽しそうなジオラマに混ざるきっかけが見あたらないという事実にフラストレーションがたまっていたせいです!)その出来上がった企画本を現地で手に入れるという目的もあってコミティア会場に向かいました。
そしてジオラマのブースへ行き、意を決して、この本のデザインをしているのはどの人ですかと尋ねてようやく初めて主宰の森さんに直接会うことができたのです。
クレジットの名前からは男であるという情報しか拾えなかったので、ジオラマの文字組を眺めてはずっとどんな人が作っているのだろうと、色々想像していたんですが、すごく遊んでいるようでもしっかりどしっとした説得力を持たせるデザインをするしちゃんとビレバンとかに卸しまでやってるので、すごく年が上で若い作家を率いている感じなんだろうかとおもっていたんだけど、実際、ジオラマという素晴らしい渦のはじまりを作っていたのはパーマのかわいらしい男の子でした!
装丁デザインがとても素敵だと思っていたということを伝えて、話してみるとわたしがデザインから思い描いていた感じに納得の人物像であり、欲をかいて名刺を交換してもらいました。ザワさんによって初めて自分のマンガが冊子になったことでこのときちょっと調子に乗ってたんだとおもいます。
憧れ期間が長かったので、直接会えただけでもうかなりおなかいっぱいに満足していたのですが翌日の朝には森さんから昨日はどうもとwebを見ましたという内容のメールをいただき(律儀!)絵がかっこいいと添えてあったのでわたしは「これはおそらく社交辞令である可能性が高いがいまこの初対面が生み出してくれている空気感によってこの社交辞令を本物に仕立て上げることができる!押せば!押せばできる!」というゲスい考えのもと、新雑誌が楽しみであるということと、できることなら一枚噛ませてもらいたいということを伝えました。
そこから連絡は途切れるのですが、わたし漫画家じゃないし、そりゃそうだという展開だったので特に気にすることはなく、同時期にザワさん企画でマンガを描いたことで発症してた「マンガたのしい!」という感情を原動力に近年全く原稿を描いていなかったカネコさんをリハビリのためという体で誘い、2人で漫画雑誌をつくって5月のコミティアで売ろう!となりました。
5月のコミティアで、初めて自分で作ったマンガ本に興奮しまくっていたわたしは調子に乗りまくってモーニングとIKKIの出張マンガ編集部に持っていってみたりしてました。
カネコ先生はたっぷり時間があったのに案の定原稿が間に合わず、ラクガキみたいなコマ割りすらない話を描いてきたので当日は本調子感がなく、スペースで一緒に店番しててもわたししかほめられないのですぐ飽きてつまんながり、それみたことかといった感じになりました。カネコ先生は若い時こそ凄まじいアグレッシブさ持ってたけどいまは年をとったので平気でこういうことをします。ほんと死だなとおもいます。隣に居られても邪魔になってきたので、おもてで遊んでおいでと追っ払い、一人で店番をしていたら森さんがマンガを見に来てくれました。
事前に場所を教えていたわけじゃなかったのでなんで来てくれたのか不思議だったけどものすごくうれしかったです。人の顔を覚えるのが苦手なわたしですが、森さんは革命家風の頭部なのでとても覚えやすく、すぐ反応できました。ここで誰ですかとなったらマジ世界崩壊でした。
その場で、次に創刊する新雑誌にマンガを描かないかと言ってもらえました。
カネコ先生ではなく、わたしが描ける流れになったのです!最初はホントかなーっておもったけど、ホントでした。
この時のわたしの嬉しさ、伝わるだろうか!
なんやかんや漫画雑誌だしなっていう気持ちがあったんだけど、主宰である森さんの言葉でしっかり ジオラマは文化をクロスオーバーさせる場所 って明言されて、漫画家ではないわたしにも希望がわきました。
わたしの解釈によれば、新雑誌であるユースカはさらに自由に描きたい人が描きたい時に描きたいものを描きにくる、文章やマンガやあるいは音楽を持ち込んで発表できるヴェニューのような雑誌なのです。森さんは若い表現者達のために紙の上にあたらしいヴェニューをつくってくれたのです!
(ヴェニューがなんなのかを説明すると、ライブハウスでありギャラリーであり本屋であり雑貨屋でありバーでありリビングであり、、なんでもありの集会所!DIYスペース!場所があって、人が居て、カルチャーは育つわけだけど、その場所という役割を果たすのがヴェニューです。と、超かっこいい雑誌AFTER HOURS 24に書いてありました。そんなようなニュアンスで。)
AFTER HOURS 24自体、文章とCDとDVDとコミックとアートブックっていう構成ですごくヴェニュー感あるんだけど、9割ぐらいが文章で内容もディープめなのであまりかわいくなくて、とっつきにくいのですが(ほんとめちゃくちゃかっこいいんだけどね!)ユースカはマンガが核になっているから、すごくポップでわかりやすくとてもたのしいです!特別な予備知識も必要とせず、だれでも気軽に遊びに来れる感あります。(チケット代は950円+税だよ!)マンガって超いいな!
ちょっと話が逸れたけど、その5月のコミティアでブリッジのユースカへの参加が正式に決まり、マンガ初心者であるわたしのために森さんがプロットを一緒に考えてくれたプロットナイトとネーム見せを経て、原稿を描きました。働きながらユースカを作っている多忙の森さんが金曜の夜という最も死に近い時間にも関わらず打合せを設けてくれたこと、すごくありがたかったしこれによって森さんが体調壊して死んだり帰り道で事故って死んだりしたらユースカの皆さんに本当に申し訳ないことになる!っていう恐怖もかなり新鮮な感情で、ほんと、思い出深い原稿となりました。
これ以上の迷惑をかけまいと締め切りヨユーで提出しました。
ついにブリッジもユースカメイツになれた感です。
ツイッターのジオラマブックスのアカウントにリツイートされたとき、わー!加わった!ってすごく感動ありました。
なんでオマエがって感じがすごくあるんだけどそういう経緯で、
BRIDGE SHIP HOUSEはユースカに載ることとなりました!
おしまい!
さいごにユースカ作家の中で私の好きな何人かについてのわたし視点の説明文を書くので、ジオラマ知らなかったけどブリッジ載ってんならユースカ買おうかなみたいな人がいたらどうぞご参考ください。
作品というのは一人で抱きしめるのも良いが、作品から自分がつまみあげたこと、受け止めた感覚を他人と共有したり解釈を交換したりしてオリジナルの情報を盛りつけていくことでさらにいとおしいものとなります。この場合、解釈や感覚が合ってる合ってないの話をするのはとてもつまんないことです。楽しむべきはカスタマイズです!これは間違ったところで別にだれかが死ぬわけでもないフィールドで起きてることですからね!
敬称略しますよ!
▲金子朝一
まずはジオラマでのわたしの推しメン朝一先生です。
わたしが最も多く読み返したのは朝一先生のマンガでした。日々のバイトのつらさや過ぎ去る時間への焦燥感は朝一先生のマンガを読むと和らぎます。人を応援したり慰めたりする内容では全然まったくないんだけど、踏みとどまれるというか、良いほうへ傾ける感覚があります。台詞といい空気感といい。
線が超良くて目で追うだけで何度でもすごくいい気分になれるし、絵がヘタなんだけど甘んじないとことかほんとサイコーです。情報をたくさん含んだ線がひけるだけでもう彼は天才確定です。
ユースカの宝物だと思います。
たぶん2回会ってるんじゃないかと思うけど、会話したことはありません。
トーベヤンソン・ニューヨークというバンドでボーカルと笛を担当しています。
YouTubeでライブ動画がみれるんだけど、キレのないアサイチダンスが凄まじい良さで、なんだこの人100点か!とおもいました。
朝一先生は自分のバンドのTシャツのために2点イラストを描いていて、Tシャツになるというのにとんでもないバイソンを描いてるんですよ。朝一先生は見てるとこと見えてるとこの隙間をおそらくよく考えもしないで感覚で埋めて描いてるのだと思います。すると、見てなかったとこが絵的にだいぶ重要な部分だった場合、大事故が起ります。大事故が起きてます、Tシャツ上で。ホント最高。わたし買いました。お金まだ払ってないけど。
わたしの中でカスタマイズした朝一先生がかなりいい具合で崩したくないので、本人とはあまり話をしたくないです。推しメンナンバーワンでありながら、話したくない人ナンバーワンです。
▲error403
ネットアイドルエラーくんです。
エラーくんのマンガを初めて読んだとき、誤解を恐れずに言えば、あ!佐藤雅彦さんに万が一のことがあってもエラーくんがいるから日本の未来はだいじょうぶ!とおもいました。
エラーくんのマンガはどれもすごくキュートです。本人自身が鬼のような好感度の高さなので、ペンを握った指先からにじみ出るかわいいエッセンスが次々にインクにライドオンしてくのを想像したら、超良いなこの人ってなりました。
以前、憧れの本秀康さんと2人でカフェでお茶できるという奇跡が起きたのですが、本さんが「若くてかっこよくていい子!好き!」と怒濤のエラーくん褒めをしているのを好きな子に呼び出されてドキドキして行ったら恋愛相談された人みたいな感情で聞き続ける苦行が待ち構えてて、わたしも本さんに好きって言われたいのに!という嫉妬心ありましたが同時にエラーくんのいい子評判揺るぎないな!という確信を得ました。
会った事ないし一切のコンタクトとってないけどツイッターであなたをリスト寿司に追加しましたという通知が来たことがあったので、エラーくんはわたしのことを人間としてカテゴライズしてないということだけは発覚しています。
▲座二郎
電車でマンガを描くサラリーマン座二郎さんです。
座二郎さんはジオラマ第三号から登場したんだけど、使う紙が白じゃないんですよ!ファーストヴィンテージに色乗せて描いているらしくて、その画面がときめくようなカッコ良さで第四号の時なんか「ステファノ・リッチみたい!!!!!!!」と大興奮したのをおぼえています。できないんだよわたしこういうの!
ディセンデンツ的四角フレームのメガネの男の子が作者の分身として毎回主人公張ってるスタイルで、ファンタジックな雰囲気のなかエッセイなのかフィクションなのかわかんないふわついたところで客観感醸し出す主人公本人語りのナレーションと共にトントン進んで行くさっぱりした気持ちよさがいい具合にマッチしています。
わたしが座二郎さんのマンガの雰囲気的な部分で特に気に入っているのは、既存の使い古されたものとはちがう、たぶん座二郎さんの中で育った座二郎さんならではの主人公の男の子感です。
説明難しいので、でも、読めばその違和感わかります!主人公のビジュアルとあいまってる部分も大きいと思いますが、座二郎さんがウェブで連載しているマンガもそう!それがある!好き!
前回のコミティアでHATE SATEを買いにきてくれて、本人にお会いすることができました。
名刺もらった時の「あ!メガネ!なるほど!」っていう一致感きもちよかったです。
主宰の森さんは座二郎さんをザジーと言っていて、すごくうらやましく思ったんだけどエラーくんとちがって座二郎さんは年上ですので、そういうのはかませないなっておもいました。
▲真造圭伍
ユースカのエース、真造先生です。
単行本は夏の邦画のような清々しさとスカッと感とちょっぴり切なさあるみたいな、自分の人生も少しだけずらしたらこのマンガの世界のようにキラキラしだすのではないかと思うようなそういうマンガですが、ジオラマにはユルいエッセイマンガを描いていました。
第一号では一人暮らしを始め、第二号で二人暮らしを始め、第四号では猫もいっしょに暮らしはじめます。この同じ時間をいま生きてる感がとてもいい!!
真造先生がジオラマの中で年をとっていく感じがすごくいいなとおもって、雑誌の中で生きてるみたいで、ユースカではどんなマンガを描くのかわかりませんが、わたしは続きが読みたいです。
二人暮らしの回はルームシェアのためのプレゼン資料として大いに活用させていただきました。
わたしの説得力のないトークでぜんぜん叶わなかったけど。
真造先生のマンガに出てくる人達はいい具合に肩の力が抜けててすごく穏やかなのですが、これはそのまま作者本人の性格なのかなあと考えを巡らせています。
新しい単行本、みどりの星も超面白いです。
▲嘉江
達観した平成の匂いがする嘉江さん。
ユースカから初参加となる人です。森さんに自費出版のマンガを見せてもらったんですが、わたしが大好きなタイプのやつです!わたしが!大好きなタイプの!やつ!(力強く!)
わたしは平成生まれの子のこの感じだいすき!主人公の白い女の子はフォルムも最高に良くって、フィギュアが欲しくてたまりません。ハイコントラストな画面ですごく存在感があって、これはもう発明と言っていいレベルの主人公だと感じました。ストーリーも最高です。これはみんな読むべきマンガ。
わたしは今回のコミティアは一人で出るので歩き回れないですが嘉江さんのマンガばかりはなんとか買いにいきたいと考えています。S11だそうです。
▲西村ツチカ
絵がバリうまい人です。今回は忙しくて描いてないけど、ジオラマの星です。
絵がうまい上に凄まじいシンパシーの魔術師でもあります。ツチカ先生のマンガに出てくる人達はみんな全く異なったキャラクターであり毎回異なるシンパシーを促してきます。が、そのシンパシーは誰の心にもある、それもど真ん中のわかりやすいとこじゃなくてたとえば一番隅の引き出しの中に入れっぱなしになっていたやつみたいなのと共鳴するタイプのやつで絶妙なのです。
一人の人間が描いているはずなのに、一体ツチカ先生の中には何人の人格が住んでいるのかとおもいます。こわい。
絵もコマもバッスバスに削ぎ落しててほんとカッコよくて、仙人みたい!次号には描いてくれるのでしょうか、わたしはとても楽しみにしています。
ツチカ先生はトーベヤンソン・ニューヨークでギターを担当しています。
シューゲイザーっぽい弾き方がとても好きだったけど、うまくなっていったらどうなってしまうのだろう。
▲森敬太
主宰でデザイナーで編集長の森さんです。
この人あってこそのユースカです。これだけのプロジェクトを運営してカッコいいデザインできて知識と頭の良さがあり人当たりが良く寛大な上にまだ若いので、時間的な話で自分のほんの数歩先にこの人が居るっていうことが本当にわたしにとっての脅威です!
わたしの人生に登場する人達の中でもだいぶずば抜けたハイスペックな人物なので、勇気を出して名刺を渡してほんとうによかったとおもっています。
ユースカのデザインマジかっこいいから、ユースカという雑誌を一つのアートピースとして購入するのもアリですよ。あと森さんが作ったロゴが素晴らしいんですよ!超絶イカしてる。わたしはこれでTシャツやバッグを作ってほしいとおもっています。
今回ユースカに参加したことでついに森さんのデザインの中に入り込むことができて、念願叶うとはこのこと!でした。
森さんもトーベヤンソン・ニューヨークでギターを担当しています。
働いて本つくってバンドやってて、なぜそんなに時間を持っているのかという不思議があります。
そんなかんじです。
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自主制作漫画誌展示即売会にまた出ます。
HATE SATE vol.2を作ってます。いま。
前回参加してくれたカネコ先生は、コミティア退屈だったみたいで今回は不参加です。
そのため今号はひとりぼっちでマンガ本作ってます。
人と何かやることの難しさよ!
あと出張マンガ編集部はもう懲りたので、今回は見せに行きません!
だから主人公の目の数は増やしましたし逆開きです!フリーダムスタイルで描いてます!
持ってく本的なものは、
HATE SATE vol.1 800円
HATE SATE vol.2 1500円
Matthew&Morris Minibook 1-3 500円
あとTシャツとかプラバンバッヂとか持っていくと思います。
前回持ってったら完売して完全に浮かれたので宅録デモCDも、2ndできたし持っていきます。
1stもちょっとだけ持っていきます。各500円。
そもそも2ndもちょっとになると思います。試聴できるiPodもまた置いておきます。
またお誕生日席のとなりになった!