プレ花嫁のみなさま、こんにちは。

手紙の書き方アドバイザーのMIDORIです。

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もうすぐバレンタンデーですね。

みなさま未来のだんな様へのチョコの準備はすでにされているでしょうか?

 

 

わがやは毎年手作りチョコを夫と息子につくるのが恒例になりつつあります。

息子はいつまでもらってくれるかわかりませんが、嫌がられるまでは手作りしてあげたいなと思います。

 

 

と言っても、チョコレートは3歳になるまではあげない予定なので、今年はチョコレート不使用のココアクッキー。

夫にはリクエストのあったトリュフです。

 

みなさまも楽しいバレンタインデーをお過ごしください。

 

 

 

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さて、今日は「体言止め」の効果的な使い方についてお話したいと思います。

 

 

花嫁の手紙を書く場合、直接両親に語りかけるというかたちをとるということもあり、多くは語尾に丁寧な「です、ます」調が使用されます。

もう少しフレンドリーな親子関係であれば、「~だね、~だったよ」と言ったような、話し言葉を使用することもあります。

どちらでもご自分と両親の関係に合わせて選んでみてください。

 

添削をしていて気になるのは、「~~です。そして~~~です。~~~です」と言った、同じ語尾がひたすら続くお手紙が多いことです。

みなさんも出来上がった花嫁の手紙を改めて読み直してみてください。

黙読するのであればそれほど気にならなくても、声に出して読み上げると、同じ語尾がずっと続くのは少し稚拙なイメージを与えてしまいます。

 

この時に便利なのが体言止めです。

体言止めとは、語尾を名詞(事物の名称)で終わらせること。

小、中学生のころに学校で習ったのを覚えているでしょうか?

 

少し極端な例ですが、こんな例文をみてみましょう。

 

<例文>

お父さんは正義感が強くて曲がったことが大嫌いな人です。

仕事は警察官です。

忙しい仕事ですが、世の中のために一生懸命働く姿は私達家族の誇りです。

普段は照れくさくてなかなか言えませんが、私は強くて優しいお父さんが大好きです。

 

<体言止め使用>

お父さんは正義感が強くて曲がったことが大嫌いな人です。

警察官という仕事は忙しい仕事ですが、世の中のために一生懸命働く姿は私達家族の誇り。

普段は照れくさくてなかなか言えませんが、私は強くて優しいお父さんが大好きです。

 

 

「~です」の4連続を、読みやすく印象的になるように修正してみました。

短い文章は基本的に他の文章と合わせて読めないかを工夫し、「私達家族の誇りです」という語尾を「私達家族の誇り」と体言止めで終えてみました。

いかがでしょうか。

たったひとつ体言止めを入れただけですが、だいぶすっきりとし、「お父さんの働く姿が家族の誇りである」という事実が印象的に残るようになります。

 

 

書き上げた「花嫁の手紙」を読み直してみて、特に印象的に仕上げたい部分には体言止めを利用できないか検討してみてください。

文章全体のリズムもよくなるのでおすすめの方法です。

 

 

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