現在の男女は、恋愛対象となるお相手とどこで出会っているのでしょうか。
出生動向調査によれば、18歳以上29歳までは
「学校・幼馴染み」が最も多いという結果となっています。
この年代層では当然ながら学生が多く含まれるため、
こうした大学等のコミュニティが出会いの中心に
なっていることは想像に難くありません。
20歳を超えると「職場・バイト」の割合が増加し、
30歳以上ではすべての年代で構成比がもっとも高くなります。
誰もが日中の多くの時間を職場で過ごすことが多く、
そのため同僚と接する時間は長くなり、
お互いをよく知る機会が増えるわけです。
昔に比べ割合が減少しているとは言え、
今なお職場での出会いの、
恋愛のきっかけづくりとしての役割は小さくないと言えるのです。
鈍化傾向にあるのがマッチングアプリによる出会いです。
アプリを使いこなせる人とそうでない人がはっきりし始めたことではないかと思います。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる「マッチングアプリの動向整理」によれば、
「マッチングアプリで実際にデートした人数がゼロ」という割合が、
30代20.4%、40代にいたっては31.7%にも達しているとの結果でした。
出会いを期待してアプリを始めたのに、3割の人がそもそも全く出会えていないのです。
結婚を考えている方にとったらマッチングアプリでの結婚は難しいと言えます。
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