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共感経営 -支配から共感の時代へ-

価値観の変化、技術の進化により、会社と人の関係は、御恩奉公から、共感ベースなフラットな関係にかわっていきます。このブログは共感をベースにした「共感経営」の情報をみなさんと分かち合い、話し合うきっかけにしたくて立ち上げました。

こんにちは

京橋ジョイエです。

 

若者の価値観の流れを追っていくと、

利益率が低ビジネスのほとんどは消滅の危機に瀕していると言えます。

 

若者は自分を大切にしてほしいと思っています。

企業に入った3年未満の若手と話をすると必ず出てくるのが、

「育ててもらえない」「フィードバックをもらえない」です。

 

今の若者はバブル後の低迷した日本しか見ていないし、

リーマンショックでクラスの友達のお父さんがリストラされたのを

リアルに目の当たりにした世代です。

 

また同時に、YouTuberのように好きなこと楽しいことだけで生きていける人がいるのも

目の当たりにしています。

 

サバイバルのために、あるいは好きなことして自由に生きていくために、

どちらにしろ「成長しなくては」という欲求が非常に高い世代でもあります。

 

また、6ポケッツと言われるように、

両親だけでなく、その両親である祖父母からもいろいろなものを買ってもらえ

常に誰かに愛され、気にかけられた世代でもあります。

 

「愛されたい」「成長したい」欲求が強いのです。

そして、ググればそんなコミュニティもたくさん出てくる時代です。

 

もちろんそれらの検索結果が、自分にフィットしてるかどうかは体験しないと判別できませんが、

数はたくさん出てきますので、フィットしているものがあるに違いないと

思ってしまう気持ちもよくわかります。

 

営業現場やITの常駐派遣など、タイムリーで若者を見てあげられない職場は

かなりの工夫をしないと若者は逃げていきます。

 

また、利益率の低いビジネスは、基本的に単価が低いため、回転率を上げることが

生命線になります。

 

回転率を上げるためにほとんどの労働時間を費やさないと

利益が創出できないビジネスなのです。

 

よく企業の人事とお話しすると、店長や管理職の育成に対する意識が希薄で

人が育たないんです、と聞きますが、ほとんどの場合違います。

 

現場のリーダーは育成の大切さは理解していますが、

回転率をあげ、売上を確保する時間を労働時間から差し引くと、

教育の時間が残っていないというだけなんです。

 

つまり管理職の教育意欲の問題ではなく、構造的な問題です。

結果的に教育に手が回らないと、若者は育ててもらえないなら、と離脱します。

離脱するからますます手が回らず管理職がその穴を埋め、また若者が離脱します。

 

このループが回り始めると、現場だけでは絶対とめられませんが、

手を課すべき本社は、店長の育成意欲がないために若者が辞めていくと

思い込んでいますので、いつまでたっても改善せず、管理職が辞めるか壊れるかを繰り返します。

 

教育や、若者にフィードバックする時間を残業してとるか、

あるいは効率化できるところはIoTやAIを使って最適化し、時間を捻出しない限り、

利益率の低いビジネスはゆるやかに死んでいくでしょう。

 

ある程度の会社が倒産したら、

一極集中するので、利益があがり、幾つかの会社は持ち直すでしょうが、

今投資する余裕がない利益率の低い会社は、延命作業を繰り返すのみでしょう。

 

まあこれも自然の摂理かもしれませんねー。