どうしてそうなる 英文法&イディオム -4ページ目
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べつに…

べつに…突き放してるんじゃないよ。

国公立の試験だったら2月下旬。

まだ3ヶ月ある。

この間、必死こいて勉強しませんかねぇ。

 

僕は今の時期、休みの日は14時間やってたなぁ。

2時間やって5分休憩。

東大は社会が大変だった。日本史と世界史にそれぞれ3.5時間、合計7時間。

その他には数学1.5、英語1.5、国語1,理科1

…あれ、数字が合わないや。14にならないね。

もう、ずいぶん前だからなぁ。

でも14時間やったのは本当だよ。

今も覚えているのは、10月になってもまだ「室町時代」をやってたってこと。

それを必死こいて2月半ばくらいまでに終わらせたんだから。

 

暗記科目が苦手でね。

理科は当時、文系でも2科目必要で(共通一次ね)、物理と化学をとっていた。

高校2年の12月まで、理系に進むつもりだった。理一ね。

1月頃に文転した。

数学も、物理も化学も大得意だったのに、文転した。

暗記科目が大嫌いだったのに文系に進んだから、もう大変だった。

 

でも10月からの数ヶ月で、無事合格レベルに到達できた。

だから、言うよ。

「まだあきらめるなょ」と。

浪人生の実態

今頃から勉強しなくなった受験生。

東大を目指しているなら、大抵「早慶と東大」を受ける。Marchなんて馬鹿にして受けない。

それでどちらも落ちて浪人する。

覚悟はしているから、なんとも思わない、浪人生になっても。

 

1学期のうちは模擬試験の成績は良好。大抵はA判定かB判定。

だって、一年下の新三年生と勝負しているんだよ。

彼らと比較したら、良い成績を取るのは当然。年上なんだもの1年分。

こんな成績とると、もう受かった気になる。

だから勉強する気にはならない。

夏休みになってもこのまんま。

 

新三年生は夏休みに必死こいて勉強する。

「夏休みは天王山」なんて言われてたりするから。

だから彼らは夏休みの間に実力をつけてくる。

でも夏休みの間がほとんど模擬試験がないから、浪人生は優雅なもの。

「夏休みの間は英語を全く勉強しなかった。やったのは数学だけ」なんて人もいたなぁ(因みにこの人、現役の時とセンター試験の点数は全く変わらなかった。どちらも160点!)

 

だから浪人生は2学期になると、急に成績が下がり始める。模試の成績ね。

だって周りが急にできるようになってくるんだもの。

それまではA判定、B判定が当たり前だったのに、今頃になると、C判定、D判定になることも。

 

さぁ、そうなった時にどうする、浪人生!

この時に、「去年の今頃、あきらめて失敗したんだから、同じ過ちは犯さないぞ」と気持ちを切り替えて勉強を始める人は大体2割くらい。 

残りの人たちは、去年と同じ。

ある人に言わせると「俺たち浪人生は、現役生達よりもずっと長い間勉強している。俺たちは十分たくさん勉強している。今よりももっと頑張るとすれば、体調を崩すかもしれない」などと言い出す始末。そう言ったのは開成の卒業生だったなぁ。

 

そういう人は、大抵東大も早慶も落ちてMarch(or 東理)に行く。

現役の時には考えもしなかったMarch、浪人すると周りの人間から「受けろ」と言われるから、渋々受ける。

Marchしか受からないのでしょうがない、そこに行く。

こういうのを「実力相応校」と言う。

昔から、名前までチャンとあるんだなぁ。

 

浪人しても志望大学に行けるのは大体2割程度、という理由がおわかりいただけたかしら。ホント、歴史は繰り返すよね~。

今の時期って…

今の時期、現役合格をあきらめた高3生が、急に遊び始める時期ですねえ。

11月の2・3・4日に文化祭があって、それが終わった。

「さぁ、ラスト・スパートだ」と頑張る生徒もいる。

でも「このままじゃ、間に合わない。来年にかけよう」って思うんでしょうね。

「来年頑張ればいいや」って思うものだから、急に遊び始める。

 

そうやって浪人した人のうち、どれくらいの割合が最終的に志望校に合格できるか知ってます?

世間では余り指摘されていないけど、浪人生のうち志望大学に行けるのは20~25%ですよ。

 

「来年やればいいや」って思っている人は、ほとんど「来年もやらない」んですよ。

こういう話をしても、「来年やればいいや」って決めちゃってる人には、「馬の耳に念仏」なんですけどね、経験上。

最近の執筆状況

長い間、ブログから遠ざかっていましたが、本日より再開致します。

 

最近は「どうしてそうなる英文法&イディオム」の第6巻「比較」を執筆しています。

事前に予告しております通り、本年末までには完成できるのではないかと思っております。

 

ご意見・ご要望がございましたら、ご遠慮なくお願い致します。

皆様のお声は、大変力になります。

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