八月、新聞の1面に「平和の俳句」として毎日、俳句が載りました

一般の人からの俳句を、いとうせいこうさんと、夏井いつきさんが選んだもののようです

 

心に残ったいくつか

・帰還した叔父は十七年引きこもり

・旅拒む外地に亡霊でると父

・かたくなに祖母飾らざり武者人形

・戦死した祖父は人をあやめたのか

・どの蝶も旗を持たずに飛んでいる

 

父も国境をすいすい越えていく蝶だか、トンボだかの歌をよんでいました

ベトナム戦争の行為層の話はよく聞きますが、それはもちろんほかの戦争でも起こるもの

今年は戦争による被害だけでなく加害の話を聞くようになった気がします