環境保護団体、Extinction Rebellion(絶滅への反逆) がロンドンの数カ所で交通を止めデモ活動をしています。
たまたまオックスフォードサーカス周辺を通りがかった時に目撃。
仮装?とりあえず可愛いです。
なんでもアリです。
逮捕者が出ると、これもお約束のように
"We love you, we love you"
とチャントが上がります。
逮捕者=ヒーローの位置付けらしい。
ちなみに今日までで逮捕者は600人を超えたそうですが税金や警官のリソースの無駄遣いな様な。何か意味があるのだろうか…
という訳で「平和的なデモ」はいいのですが、政府に対して抗議活動をしているのか、ストリートパーティーをしているのか紙一重な印象。
とりあえず楽しそうではあります。
政府に対する要求の一つが、
「2025年までに温室効果ガスの排出量をゼロに減らす事」
だそうなのですが、これを実現するには全ての飛行機と3800万台の自動車を無くし、2600万台のガスボイラーを6年間止めることが必要で全く現実的でないと言う専門家の声もあります。
私自身、彼らの活動を目の当たりにして感じたのですが
地球温暖化ストップは良いけれど、具体的な施策を何も提案せず、ただ単に政府に無理な要求をして正義者ぶり、交通をストップさせて人々に迷惑を与える「困ったちゃん」にしか見えませんでした。
いやボートも旗も可愛いけどね。ただそれだけ。
ボートの上で写真の女性が何やらスピーチしていたのですが、
「他人に耳を傾けましょう。皆で地球を守りましょう」
とか、当然の事と言えば当然、他の言い方をすれば何の意味もない事を延々と話しているだけでした。
地球温暖化を止める科学的根拠のある、具体的な方向でも教えてくれれば一目置いたのですがね。(私何様(笑))
例えば彼女の履いているブーツのソールはプラスチックで、その製造の為に工場からガスが排出されているだろうし、あんたら皆、車に乗らないのかいっと思わずツッコミたくなります。
気が付いたのが、参加者はほぼ100%ホワイト。
ヒッピー文化に憧れてる、アーティ系ミドルクラス(仕事に行かなくても良い)のファッション的要素の強いお祭りにしか見えなかったです。何度も言いますが楽しそうではあるけどね。
。ここに逮捕された方々は放り込まれて行きます(笑)。
交通ブロックのおかげで、こんなに道が空いてるのは珍しいです
アーティーな活動家はペットもアーティ。
(もちろん皮肉)