ご恩返し
成功を夢見る起業家もいれば、
食べていけたらいいと考える起業家もいます。
一見、後者は謙虚な姿勢に感じます。
元々、私も後者でした。
今はそれが間違った考えだったと思います。
起業すると様々な他社様や人々にお世話になります。
最初はお金もないので、他社様へ無理を言って安くしてもらったり。
安めの給料でスタッフに頑張ってもらったり。
ビジネスを続ける中で
その積もり積もってゆく「ご恩」を返したいという衝動や責任感が
どんどん大きくなります。
いつかお世話になったお客様へさらにご満足いただけるサービスを提供したい。
いつかお世話になった他社様へ正規の料金を払えるようになって貢献したい。
いつか良い給料を払えるようになってスタッフへの感謝の気持ちを形にしたい。
そのためには成功しなければならないのですね。
食べていけたらいいと考えていた頃の自分は
自分のことだけを考えていたのかも知れません。
起業したばかりの方々とお話しすると
以前の私と同じような言葉を耳にすることが多く、
その度に過去の自分を思い出します。
私はあまりにもたくさんの方々にお世話になりすぎたかも。
格好つけた言葉に聞こえてしまいますが
いつか皆様へご恩返しできるようになるためにも成功したいと思います。
もちろん自分のためにもですが。笑
早朝ロードワーク
久々に早朝ロードワークをしました。
仕事が多すぎるのか体力がもたない感じで、
耐えられる体が必要と思ったのです。
最初から5kmは厳しいかも・・・と思ったのですが
問題なく走れました。スピードは遅いですが。笑
今日みたいに気が向いたときではなく、
毎日できるかが分かれ目ですね。
1日限りか続いているか、またブログに書きます。笑
神戸市産業振興センターの会合に出席
神戸市産業振興センターの会合に出席しました。
今年から事業をスタートした新しい起業家の方々が自己紹介し
神戸市の職員さんも応援していました。
このような機会が多く、
これまでたくさんの新しい起業家の方々とお話ししてきました。
そして
すこし会社が大きくなる方や
就職活動を始める方など
様々な状況を見てきました。
起業家の多くは「やりたいこと」があって事業を始めるのですが
やりたいことへの気持ちだけでは難しい時代です。
あまり好きな表現ではないのですが
「やりたいことをお金に変える方法」
を十分に企画・計算できている人(ビジネスモデルを確立している人)
が着実に進んでいる気がします。
せっかく社会に貢献できるビジネスでも
利益がなくては頓挫してしまうという現実があります。
そのため神戸市も
ビジネスモデルや事業プランについて
セミナーや専門家の相談会などで
積極的に起業家を支援してくれています。
会合の後、
新しい起業家の皆様と食事へ行きましたが
とても素晴らしい方々ばかりでした。
(会合後、わざわざ皆さんが待っててくださったのでびっくり。笑
ありがとうございます!)
また機会を作って
新しい起業家の方々から
「やりたいことをお金に変える方法」を少しずつお聞きし
勉強したいと思います。
KJ音楽人生
試写会で「KJ音楽人生」という映画を観ました。
(ネタバレに近いので観る予定の人は読まないように!)
若干11歳にしてピアノ・コンクールで優勝し
ヨーロッパ演奏ツアーを果たした一人の天才少年。
その「神童」と呼ばれた輝く11歳と、17歳の時期をつづった
「ドキュメンタリーっぽい」映画でした。
なぜ、「っぽい」かというと
ドキュメンタリー映画として本当に天才少年を追いかけたなら
12歳~16歳の間の映像がないのは変ですし、
お笑い芸人COWCOWに似た坊主頭の11歳と
ちょっとカッコイイ17歳では顔も表情も違って見えますし、(別人?)
妹は一般人にしてはキレイすぎますし、(疑ってるからそう見える?)
特に17歳の時期は主人公の内面や負の部分だけでなく
周囲の人間の内面や負の部分まで赤裸々に映像化しすぎているからです。
世界に放映されることを考えると
かなりのプライバシー侵害です。
心の中で
「シナリオがあるから嫌な役もできるのだろう」
「やっぱり登場人物は役者?」
などと思ってしまいました。
そう思うと心は冷めていったのです。
試写会に参加させていただき感謝しています。
ただ、アンケートには「つまらない」と答えました。
他の観客も「つまらない」の連発。
早くも今年最低の映画と出会ってしまいました。
しかし・・・。
今回は前評判やストーリーを知らずに観たのですが
試写会後にポスターを見ると
このKJ音楽人生がレッドクリフなどを抜いて
「香港電影評論学会」で大賞を獲得したとのこと。
そんなバカな、と思い
ちょっとだけネットで調べてみました。
・・・私が浅はかでした。
この映画は本当の、本当のドキュメンタリーだったのです。
映画の中では全く語られていないのですが
11歳の神童KJを撮影していた監督は
やがて資金難に陥って撮影を続けられず
映画は未完成のまま放置されたそうです。
(だから12歳以降のフィルムがなかった)
数年後、
執念で資金を作った監督は
やっとの想いで天才少年の撮影再開にこぎつけたのですが
そこにかつての神童の姿はなく、
自尊心や人を見下す心や言い訳がましさが目立つ
「普通の大人」へなりつつある青年KJがいたのです。
これがすべてドキュメンタリーだった・・・。
それを理解した瞬間、
KJの自尊心、人を見下す心、言い訳を用意する性格、
家族や周囲の人間の言動が走馬灯のように浮かび、
私の中で映画の印象が180度変わってしまいました。
よく出演者たちがOKしたな
よくこれを映画にできたな
と考えると敬服する気持ちになれたのです。
自分の中で、ここまで評価が180度変わる映画は初めてです。
今は監督と出演した一般人の方々に感謝したい気持ちです。
もし、これが単なる天才少年の映画で完成されていたら
ごくありふれたドキュメンタリーだったでしょう。
しかし、
監督の執念によって撮影が再開されたにも関わらず
計画とは全く違う現実が待っていたからこそ
ここまでドラマチックな映画にできたのです。
・・・KJは類まれな才能を無駄にする可能性があるでしょう。
前回のブログに書いた「実力 = 能力×性格」です。
とはいえまだ思春期でありKJが人間として成長する可能性は十分あるはず。
KJが師匠の助言を思い出し、才能を開花させることを切に願います。
否、この映画そのものがKJへの最大の助言なのだと思います。
いい意味で、おそろしい映画でした。
手の平をかえすようですが
今は香港電影評論学会の大賞も大いに納得です。
「KJ音楽人生」。
まだ3月ですが
私の中では今年見た映画でNo.1になる可能性もあるでしょう。
試写会後のアンケートを訂正したいくらい
素晴らしい映画でした。