1923年当時、米陸軍草案では、ライバルの第三帝国が恐ろしいスピードで強力無比なストラテジー 『ゲルプ(黄色)作戦』
(←別ページへジャンプ可能) の完成に全力を注いでいる事を国策として意識しつつ、最も深刻な「赤」(=対英戦争。隠語上「レッド」とのみ呼ばれた)や「赤=オレンジ」(対日・対英の商業上の競争から引き起こされる作戦行動)といった決定的状況を避けるため、アラスカ、ハワイ、パナマを三角形とする西部太平洋で あらゆる戦略・譲歩を行なうのであるから、早期にオレンジ計画 (対日戦争計画) が成就可能、とされていた。が、米海軍諜報部長は その後 正しかったと証明されるように、ドイツ軍に英仏軍が降伏し、その軍事力が 「ドイツ軍」 として行使される事を含め、「赤」または「赤=オレンジ」の猛威は 米国が考慮しようがしまいが リスクとして存在すると考えた。特に1937年12月、海軍戦争計画部長インガーソール大佐が「新建艦計画を協議」する名目で、実際には英海軍省と協力条件を非公式に討議するためにロンドンへ派遣された際、ここでの感触から、米当局はオレンジ が相当に早い段階で成立しなければ「赤=オレンジ」が現実味を帯びてくる、という考えに傾いていた。そう考えざるを得ないほど、常軌を逸したスピードでゲルプ(黄色)
が進行していた。1924年から38年の間に少なくとも6回 修正されたオレンジ は、米国議会の不統一な感情と国際情勢の激変というコントロールしようがない高波にも さらわれ、政治的にも軍事的にも、完全に実現の可能性を逸したかに思えた。
一方でライバルは、あざ笑うかのように先行していた。1938年の欧州を席巻したハーケンクロイツ(第三帝国)が、もはやこれまでのようにロスチャイルド=ロックフェラー体制の手の平でコントロールできない存在である事は明らかだった。彼らは来るべき ゲルプ(黄色)作戦 の完成に向けて、ストラテジーにとって弊害となるファクターは圧倒的な軍事力と政治力で強力に排除しつつ、考えられないペースで目的を達成しつつあった。欧州でのこの動きは、合衆国の政策立案者と計画担当者が正しかった事を完全に証明した。 米統合会議は、統合計画委員会の陸軍委員と海軍委員からそれぞれ提出された、相反するどちらのストラテジーを選択するか突きつけられて いよいよ決定的な窮地に陥ったが、1937年12月7日、ロックフェラー・ロビー並びにスカル・アンド・ボーンズが自らの命運を賭けて産業界・政界の各ロビーの意向に沿う形の独創的なギミックを加えたデリバティブを駆使、新しい訓令を戦争計画立案者へ発し、選択を回避することに成功しただけでなく、ぎりぎりの綱渡りを繰り返した後、妥協案作成任務を陸軍参謀次長と海軍作戦部次長に引渡すことにも成功した。両次長の絶え間ない鍛錬と討議の末、遂に1938年2月18日、アメリカ国民の老いも若きも決して逆らうことのできない 陸海軍合同の基本戦争計画 『オレンジ計画』 が生誕するのである!(←1938年2月26日海軍長官の承認を得、2日後には陸軍長官に承認を得る) そしてこれが後の「虹(レインボー)作戦」の布石ともなる。 当サイトは中級ブランド・サークルである。 何か? |
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会社・個人を問わず、ブランド構築のためのブランディング・テクニックは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、自分が持っているブランドを世界に浸透させる、というものです。
2つ目は、自分が手に入れられないブランドをつぶす、というものです。
3つ目は、どのようなブランドがすたれ、どのようなブランドが伸びるのかを分析し(大手であれば①②の努力を含む)、効果的に時間や人材、資本を投資する、というものです。
その中で、テクニック・レベルや投資規模と無関係な3つ目は、議論すべき項目でしょう。
たとえばモノや嗜好品で見ると、
過去数百年、酒と葉巻 は普遍のブランドです。それに対して自動車や飛行機(自家用など) は急下降しています。急激に伸びているのは 時計です。
これらの傾向は、交通機関の発展、環境ブーム、税制などで決定つけられており、一過性ではありません。
酒と葉巻のブランド力は普遍的であるだけでなく、近年価値が急上昇しています。
また、同じ酒の中では、ブランデーは変わらず。スコッチが急激に伸び、ワインやシャンパンは急下降しています。結局のところ、世界はスコッチやブランデーといった蒸留酒 以外は認めない傾向にあり、これは 長期熟成や長期保存が可能な蒸留酒と、長期熟成や長期保存が不可能な生酒、という差でしょう。
ブランド力を持つブランデーやスコッチが、まるで違う原料 (ぶどう・麦) を使用しているのに、最後は「琥珀色になる」というのは何やら運命的ですね。
マリー・アントワネットに贈られた「No.160」(完成時には処刑されていた)や ワーテルローの戦いなどは別格としても、時計は近代史で効果的に使用されています。近年における、ブランド価値急上昇の大きなファクターは、酒でいう「蒸留酒」と同様、「劣化しない点」 が挙げられます。それから品質を保証するブランド会社がある点も、共通しています。
バブルの頃には まるで売れなかった 高級時計が、あれから(バブル後)数十年経った今、飛ぶように売れているのですから 驚きです。大学生がローンでピゲやルクルトを買うのですから、ヨーロッパ並みになったと言えるでしょう。百貨店の売り場 面積で見ても、バブル時代に比較して急増しているのは、高級時計 部門ぐらいのものです。
ちなみに昨日、日テレの「ダウンタウンDX」で志村けんさんが面白い話をしたそうです。
志村けんさんが空き巣に入られた話は ずいぶん話題になりましたが、あの時、ブレゲの時計だけは残ったというのです。
「超高級ブランド」は、空き巣に入るような輩には認知されていないのでしょうか。それとも、超高級ブランドの顧客リストが厳密で、中古価値は激減する、という事実を、その輩が知っていたのでしょうか。
確固たる土地を持たないユダヤ民族が 宝石や金融を世界に浸透させたケースは、自分の持つブランドを 世界に浸透させた典型的な例ですが、このケースが最近目立つのは 軍事の分野です。これについては またの機会に考察しましょう。