1999年に発刊された「ようこそ、海辺の田舎暮らしへ」〜フローレンス西村(著)は、私の参考書の一冊で、リホームとかリノベーションを考える方にもオススメです。

 

 

海辺の暮らしって、憧れです。

 

 

神奈川には海に面した地域が沢山あり、私も湘南から西湘をよく車で通過するのですが、

 

散歩したり、釣りしたり、朝市なんかがあったりを目にすると、

スローライフとかスローアーキテクチャーとかの言葉が浮かんで、

この辺の人は、「みんな上手に暮らして凄く楽しそう。」と独り善がり。

 

 

 

でも、、、

住まいを考える者としては「塩害」が気になる。

 

塩害・・金属はサビちゃう。ガラスは曇る。草花は育たない・・・

暮らすとなると洗濯物もパリッと乾きにくいし、窓も閉めがちに・・・

 

爽やかな海からの風も、塩化ナトリウムと考えると厄介です。

なんにでもペタペタと纏わり付き水分を引き寄せるし、電解質だし、金属の一般建材はサビてしまいます。

特殊なステンレスやチタンなどを使えば良いのでは・・・なーんてお値段が!!!

海からの風が吹いた後は、やっぱり水道水で愛車を洗車とか、サッシ窓を流したりと大変なんだろうな〜?なんて考えます。

 

防食の塗装や加工で対策をしても自然を相手にしてるのだから限界はあると思います。

いっそ西海岸の様な(勝手なイメージですが)多少のサビとかヨレた感じを味として住まいづくりが出来たらカッコイイかも。

 

よく塩害は海から2km離れれば大丈夫と言われますが、逆を言えば「海まで2km」もあるわけで、海まで歩いて30分以上となってしまう訳で少し残念。

 

う〜ん?海の近くで暮らしたい、、、出勤前のサーフィンとか、夕暮れに浜辺を犬と散歩とか、やっぱり海辺の暮らしに憧れますね。

 

 

昨日撮影したのですが、先日放映されてた「世界一難しい恋」(主演・大野智)でロールスロイスが走って行くシーンがあった場所です。

右の2台、実は後方が覆面パトカーで、前方の車の追跡に入る瞬間を写してしましました。