こんばんは。
月の折り返しも迫った中で
今月最初の書き込みですね。
ベビーの方は順調にハッチ、成長していますが
まだ写真の整理が出来ていません
例年なら、もう飼育部屋は"暑さとの戦い"の時期ですが
今年はまだ朝方の室温がベビーにはチト心配なレベルまで下がるので、温室の電源が落とせません。
どうやら、今年の夏はあまり暑くならないそうで
そうなると野菜はモチロン、秋には果物、そしてお米まで収穫が心配になりますね
そういえば30年近く前ですが、冷夏でお米が不作になって代替でタイ米が流通した事がありましたねぇ。
ま、なんでもそうですが
『奪い合うと足りぬ、分け合うと余る』
この時代、そんなんで餓死するわけじゃないんで
ゆとりを忘れず生活したいですね。
いつになく長い前段でしたが
先ほど餓死という言葉も出て来たので。。。
久々に行っちゃいますか
この話題
と、その前にコレを。。。
(今日は引っ張るな)
自分のブログの今日の管理画面。
これは直近一週間のPV比ですが
4位の最新記事は置いといて
1位:エサの事を纏めた記事。
2位:拒食について書いた記事。
皆さんこのあたりに悩まれ、情報収集をされ
たどり着かれるのかなぁと。。。
因みに両方とも一昨年の記事です。
(最近の記事はツマンナイのか・・・)
ということで今日は。
あらためて
『拒食』をテーマに
本題進めたいと思います。
但し、何しろ相手は生き物。
100%こうだから大丈夫!
ってワケでもなく、同じ対応をして不幸にも★になられても
責任は負えませんので予めご了承下さい
冒頭から誤解を恐れず申し上げると
私は『拒食』って言葉はあまり使いません。
というか使いたくないんですね~。
じゃあなんでここで使うん?って?
そりゃぁもう
検索に引っかからないからさ
で、この『拒食』
レオパには広義に使われ過ぎなのではと。
特に初心者の方にはインパクトが強くて
自分のレオパが『拒食キタッ!』と思い込んでしまうと
やめといた方がいいことを毎日アレコレ試して
結局、負のループに陥ったり。
そんな時、まずは落ち着いて再認識して欲しいのですが
レオパは、小鳥さんや小動物のようにエサ切れ即→死ではない。
(急性疾患の場合を除いて)
じゃあそこまで言う根拠を示せっ
てことになりますが。。。
まずはその1
去年の4月にウチで生まれた
W&Yレーダー(a.k.a.オーロラエクリプス)
ハッチ以降、秋口まで順調に成長していましたが
以降エサ食いが突如降下。
年末には殆どエサを口にしなくなりました。
その後は月に1匹コオロギを食べるか食べないかのペース。
ただその間も尻尾が極端に痩せることなく、水だけは舐めていました。
そんなこのコも、つい先日の梅雨入り後くらいからナゼか食欲復活。
結局食いが落ちた期間は約半年でその間イエコ5匹も食べなかった事になります。
ところが今は量こそ少なめですが、他のコたちと同じサイクルで食べるまで復活。
ただ、現状体重40g。
やはり、成長期にエサ食いが落ちると他のコたちとは差がつきますね。
ここから焦らず復活です
お次。
タンジェリンベル
昨年末の東レプ冬でお迎え。
この写真、迎えた当時の写真です。
まぁ、普通だったら入荷後3ヶ月経っても
ココまでギスギスな個体は引いてこないですよね。
当時体重は20g。
でも、この色にヤラレちゃったんです。
あと、カップにしていた糞もシッカリした状態だったし。。。
(↑ココ重要だったりします)
このコも体格の通り、連れ帰ってからも食べなかったですねぇ。
二日目にコオロギを1匹食べただけ。
その後2週間全く何も食べなくなり
しばらくして食い気が出て来ましたがそれでも週一回にイエコMを1匹ペース。
そんな事を続けながらひな祭り頃からようやく普通に食べる状態に。
で、いまは
デーン
ちょっと太りすぎかな?
体重の方は60gまで成長
よきよき
これ以上おデ●にすると母体的にはベストでなくなるので、もう少し縦伸びを期待しつつ絞り気味にしていった方が良さそうですね
では本日最後の事例。
マキュラリウス・ワイルドライン
前回の東レプ(5月)で連れてきました。
このコも2日目に食べたコオロギを最後に
以降、ガンとして給餌を受け付けませんでした。
先のコもそうですが、連れてきた翌日or翌々日はどんなコも一旦食べるケースが多いんです。
これは多分、輸送に備えて給餌・給水が止められていて、まずは水分欲しさに食いつくのではないかと想像してます。
しかしこのコはその後、食べなかったですね~
コオロギ差し出しても「なにそれ食いモン?」みたいな反応
よく言われているコオロギ食わないUSCB。
恐らく輸入直後の個体だったのかもです。
そこから約2週間食べす。
いつもなら「どこまで意地張れるかな~」
な・の・で・す・が
サスガに今回はちょっと策を講じないと。。。
なぜなら、連れてきた時の体重が10g。
もともとフックラさんでもなかったですし
てなわけで、6月に入ってすぐ
根負けして・・・
ミルワームを置きエサ。
今年は殖やしてないので買ってきましたよ
ホムセンで
幸い、なんとかミルワは食べてくれましたが
それでも日に一~三匹。
とりあえずこの状態で半月ほど見守って
月中からデュビアSを一緒に皿に入れたら
二日目に食べてくれた~
その後、デュビアに完全切り替え。
7月に入ってようやくピンセットで冷凍コオロギ。
ウチの基準給餌パターンに馴染んでくれました。
今でも爆食までには行かないですが3日食べたら2日休むってペースですかね。
で、今はここ。
シッポはともかく
四肢周りは少しシッカリしてきました
まだまだベビちゃんなので、じっくりペースアップしていきましょう
ということで
少しは参考(気休め)になりましたでしょうか。
『ならないよ』って
まぁ、そうでしょうね。
何したかといわれれば
”立ち上げ”の記録でもなく、流動食のレシピでもない。。。
ましてや強制給餌の方法でもない。
『特別なことはなんもしとらん』
ですからね
あくまでこのコたちの生命力を信じて
見守っていただけです。はい
てなわけで
今日私が申し上げたかったことは
ズバリ
食べないからって
かまい過ぎるのもよくないかも
ってことです。
お互いに。。。
それは、一昨年書いたココをご覧頂ければ。。。
ただし、別の意味での『見て見ぬふり』
観察は重要です
さて
今日ご紹介した三事例。
私にとってはどれも『拒食』ではなく
単なる『食いムラ』です。
ご自宅のレオパがエサを食べなくなったときはまず
温度・湿度・レオパ含めた他の生体からの圧など
環境を見直した後は、いい意味で放っておくのも
大切かもしれないです。
で、掃除や給水、観察の際に「今日はイケそうかな?」と思った時にそっとエサをさしのべてみる。
少し試してダメだったらその日は諦める。
みたいな感じで大概が復帰してくる事が多いです。
結局のところ、レオパたちがナゼ食べなくなるのか?
ナゼ再び食べるスイッチが入るのか?
明確な答えは未だにありません。
とはいえ”放置プレイ”に入る前に一つだけ。
便の状態はチェックしましょう。
もし水様便が続くようなら消化器系の疾患や寄生虫・原虫が原因の可能性が高まります。
その際はココを含めたNetやSNSで情報収集するより、お医者さんへGOをオススメします。
検便して、写真撮って結果OKならそれはそれで安心じゃないですか。
最後に。病気の話しになったついでに
本の紹介。
この本が手元にあるとレオパの調子が悪いときや様子がヘンな時。
も少し様子見するか、病院に連れて行くかの判断の助けになるかもかもしれません。
(宣伝ではないですよ~)
では、今宵はこのあたりで
次回は”エサ特集”でもやろっかな
今日も最後までおつきあい
ありがとうございます
それではまた
ごきげんよう
最後に。。。
当ページに一般検索からお越し頂いた方へ
コチラのページから各カテゴリー別のページに飛べるようにLINK集を設置しました。
宜しければ、もう少しこのblog遊んでいって下さい