- 山田 詠美
- 風味絶佳
久しぶりに詠美さんの本を読む。
うーん。
なんだか、いつもの魅力の半分くらいしか、感じられなかった。
今までので、一番好きなのは、
- 山田 詠美
- ぼくは勉強ができない
うまいです。
こちらは、話題の本、薄くて一瞬で読めちゃうけど、
中味は濃い・・・・・。
南アメリカの先住民に伝わるお話、
森が燃えているときに、ハチドリのクリキンディだけ
は、あきらめず、
くちばしで一滴ずつ水を運んでは炎の中に落としていきます。
「わたしは、わたしにできることをしているだけ。」
- 中村 うさぎ
- 私という病
最後に、中村うさぎさんのドキュメンタリー。
最初は破産するほどの買い物に、
そしてホスト、全身の整形、と興味が続いた
彼女。
最後に辿り着いたのはデリバリーヘルスという
性産業。
作家が、ドキュメンタリーを書きたくてやった、、、、
というよりは、本人は東電OL事件を引用して
いましたが
自分の女性としての魅力、
男性が自分にどれだけお金を出してくれるか確認したい、
というただそれだけのために
性病の恐怖と戦いながら業務をこなす、という。。。
そんな内容。
ヒトは、いつまでも、魅力的で異性から欲情される
ような存在でなければならないのでしょうか・・・・。
彼女のシアワセの基準は他人の視線に依拠して
いるのだなぁ、と
自分を軸にして考えればもっとラクになれるのに、
なんて図々しくも感じてしまった。
光野桃さん、という作家がいる。
彼女のエッセイで、
「勝ち負けで生きている限り美しい人にはなれない」
という一文があった。
曰く、日本にいるとシアワセ競争の中にいやおうもなく
巻き込まれてしまう、
家庭、子供、成功した仕事、そして美貌と年齢を
超えた若々しさ。
全てを手に入れた女性が憧れの対象であり
だれもがそこをめざして走り続ける。
すべてを手に入れた女、などというものは幻想
にすぎず
条件や肩書きによって満たされることなど
本当はないのだ。
競争ではない、独自の幸福感をもたなければ
何を手に入れても、心に虚しさが残るだろう。。。。
やらなければならないことがある時に限って、
なぜか読書が捗るのは
いつものことだ。










