2週間の戦い。~その後に続く物語~ -3ページ目

上野樹里

「不器用でいたい」

女優・上野樹里

ドラマ『ラスト・フレンズ』に出演中の彼女。器用になりたいと願う人はいるけど、、、不器用ってなぜ。
でも、堂々と言われると心がすがすがしくなる。きっと、本当に器用なほうではないのだろう。でも、それをちゃんと受け止めている。己を知り、戦っている。はて、どれだけ自分と向き合ってきたのだろうか。

自分は、自分と向き合っているのだろうか。

竹下佳江

「結果が全てですから」

全日本女子バレー・竹下佳江

北京五輪で念願のメダル獲得が期待されている柳本ジャパン。先日、元全日本エースの大友愛が現役復帰を発表した。

結婚、出産、育児を経験して彼女が再びコートに戻ってくる。柳本監督は間に合いそうにないと言うが、どうなるかわからない。

しかし、今の全日本チームは頼もしい。特にキャプテンの竹下は中々崩れない。
彼女は身長が160センチない。以前は全日本の控えセッターだった。当時の正セッター・大貫選手とは所属チームも同じだった。バレーを辞めたこともある。

でもコートに戻ってきた。全日本の正セッターになり、新チームでは主将を務めている。

努力家の司令塔は言う。「結果がすべて」北京五輪で結果を見たい。

辻仁成

「自分には才能があると思い込むことができれば、登れない山などないのかもしれない」

作家・辻仁成

恋愛小説家と呼ばれる辻氏だが、エッセーが最高。今日の言葉は、彼のエッセー『そこに君がいた』の中に綴られているものだ。

彼自身の青春時代の回顧録なのだが、青春独特のあの雰囲気が滲んでいる。

実は、この本より前に『そこに僕がいた』というエッセーもある。どちらも最高なのだ。

彼は自分の才能を思い込んで作家になったのだという。ミュージシャンになったし、映画監督にもなった。
努力は相当なものだろう。でも、人気作家の出発点が思い込みだとは、世の中楽しいこともある。