タイトル [大沢在昌 新宿鮫Ⅱ毒猿] より
作中で、世の中の不平等と「裏道」についてが語られる場面がある。
「世の中には、不平等、不公平なことはたくさんあるけれど、
その不平等だけは、私は知らん顔できない」
主人公である鮫島警部は、そう話す。
彼がここで取り上げた「不平等」とは直接関わりは無いが、
現実世界で「不平等」を感じる機会は多い。
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国会議員は、その最たる存在だと思う。
先日、テレビで「文書通信交通滞在費」についてのニュースが流れていた。
興味がわいて調べてみると、
wikipediaによれば、
・月収130万1000円(年間1561万2000円)
・歳費手当(つまりボーナス)は年間635万4480円
・文書通信交通滞在費は月100万円(年間1200万円)
合計3429万480円の歳費が毎年国会議員一人一人に支払われる。
その他の特権として、
・JR全線無料(新幹線・特急等の料金も含む。またグリーン車も可)
・航空機は月4往復分無料
・家賃が10万円以下程度の議員宿舎
なるほど。これは凄い笑
国会議員がダメだといわれる原因は、この待遇にあると思うんです。
自分たちが異常に恵まれた生活を送っていて、一般市民の現状がわかるハズがありません笑
また、例えば産まれてからずっと凄く貧乏で、そんな貧しい人たちの暮らしをどうにかしたい!!
という志を持った人が議員になったとします。そしたらこの生活です。
正直、「どうでもよくなる」んじゃないかと、思います。おかしいと思う。
新聞で、自民党と民主党の支持率の推移がよく載ります。
見るたびに思います。
もし総選挙で民主党が勝って第一党になったとして、何か変わるのかな・・・?
変われば、いいんです。何の文句もありません。
もし、何も変わらなかったら・・・?
日本人は、政治から興味をなくしてしまうんじゃないでしょうか。
そうしたら、この国はどうなるんだろう。
全然関係ないけど、CHANGE面白いですね。
微妙なギャグの数々が大好きです。たまにシュールな笑いだけど。
・・・そんなことより先に、就職しましょう。自分。
