子どもが幼稚園生になった年にクリスマスツリーを買いました
自分が小さかった頃の思い出はうっすらとしていて「絶対にこういうツリーじゃなくては!!」というイメージもなく、ただ楽天ショップで、値段がリーズナブルで、専用の飾りが沢山ついているものを購入。
さぁ飾るぞ!と箱を開けると、葉っぱに模したプラスチックの薄いひらひらがびっしりついた枝。
上部と下部を組み立てて、ワイヤが入った枝をバランス良く開いてツリーらしく見せていく感じで、自分で買ったとはいえ正直「ちゃっちぃなぁ」と少しがっかりに思いました。
とはいえ横では子どもがキラキラの飾りに大興奮。
金ピカ玉大小、リボン、プレゼントや大太鼓の飾りや雪の結晶のような飾りを一つ一つ小袋から取り出して、ワイワイキャッキャと楽しく飾りました。てっぺんのお星さまを最後につけて出来上がりです
辺りを見回すと、緑のプラスチック片やら、小袋の切れ端やら、飾りについていたキラキラの粉が落ちていて、使わなかったものを全部ツリーの箱にしまいその箱は屋根裏へ、床は掃除機をかけて終了〜。
ちゃっちいツリーでも飾ってみると、THE子どもがいる家庭という感じで悪くないな、なんて小さな幸福感です。
しかし、夫はそんな幸福感を一切感じられない様で、ツリーを見るなりこう言いました。
「このキラキラ(がついた)飾り、使わないでほしいんだけど」
小さいキラキラの粒は掃除機でも吸いにくく、モップ水がけでも取りにくいからとの事…。
あーあーそうですか、やっぱり言うと思ってたよ
掃除担当者としての視点がそうなるのは仕方がないのですが、約1ヶ月のこの時期だけのイベントものに子どもも嫁も目をキラキラさせて楽しんでいるこの雰囲気に水をさす事ないじゃないと心の叫び。
「細かいこと言わないでよ、掃除すりゃいいんでしょ、掃除すりゃっ」と言いたいのをぐっと抑え「飾り終了時にきれいにします」と約束してそそそ…とその場から離れるのが喧嘩を避ける心得です。ケチをつけられた気分も数時間で忘れちゃうので、うまくやり込めるに限ります。
今年3度めのクリスマスツリー。
今回は、相変わらずキラキラを嫌悪する夫がニトリで購入したキラキラなしの飾りがぶら下がっています。
やれやれ…な我が家のクリスマスの一コマなのでした。