当たり前のようにそこにいるけれども
遠い地に飛び立つ日は
目の前なのだ。
鳥としてはやや大柄な方に入ると思う。
それはそうだろう、何百キロ何千キロと
渡る体力を備えた、ある意味奇跡の結晶だ。
美しい毛並みと差し色を持った色使いは
渡り鳥として抜群にセンスがいい。
飛び方だって一味違う。
数回はばたき惰性を利用し
少しの間飛ぶのである。
長い距離を効率的に飛ぶ為に
遺伝子が考え出した飛び方なんだろう。
この世界の人類にも
その知恵と勇気を与えてやってくれないか。
3月29日
昨日は一羽見かけた。
私が海を渡る出発の天気を決めるとすると
向かい風を避けるではないかと思うのだ。
追い風はベストだ。
何より体力の消耗が少ない。
目的地にたどり着くことが出来、そのあともうまくいけば
飛び続けることが出来る。
快晴はありがたいような気もするが
飛び続けている間中、長時間陽を浴びつづけるのは
危険だ。
むしろ日差しは無い方がよいかもしれない。
そう考えると
外敵の少ない夜という選択肢も十分ありうる。
すべて推測に過ぎないが、水夫はそのあたりに
意外と詳しいかもしれない。
4月4日
一羽をまだみかける
小さめなツムギだ
4月16日
いつも見かけるツムギが一羽
まだいる。時々低い地面に近いところにいたりする。
飛べないわけではなく低いところで食べ物を
探しているのかもしれない。
高いところにも自由に飛ぶことは出来る。
スリムな美しい容姿を持つ鳥だと
見るたびに感じる。
