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パンが焼き上がるとうさぎさんがやってくるのだ breadconfiblogのブログ

パンを作る、ただそれだけだけれども、やりたいことやらなければならないことは沢山あります。それをひとつひとつ叶えていこうと思います。本や映画もそのひとつ。うさぎさんを可愛がることは、ボートを漕ぎ出すように僕を押しすすめてくれることなのです。

砺波市では一三〇センチの降雪があった。

屋根雪はどんどん落ちて、それは堅く固まり凍り付いた。

 

軒下でしのいでいた猫はより暖かさを求め床下に入り込んだ。

高く降り積もり、コンクリート壁のように固まった雪は

そのまま猫を閉じ込め出られなくした。

 

恐らく2週間位何も食べてはいないのではないだろうか。

 

私の店に遊びに来て食べ物をねだる猫、

その姿を降雪頃から見かけなくなっている。

 

猫は2匹いて、それぞれ別々にやってくるのだ。

一匹は大きな猫で、私が厨房から出てくるのを出口で待っている。

どこかで飼われていたが捨てられたのだろう。

育ちの良さはその仕草や挙動で分かるものだ。

 

もう一匹は真夜中に活動することが多いのだ。

 

それぞれに縄張りというか、活動テリトリーがあるように思う。

だが、2匹の猫が見つめ合い、長い時間ともに

過ごしているのを目にしたこともある。

 

人はそんな動物たちを自分たちに都合の悪いものとして

排除したがる。邪魔なのはむしろお前たちの方だ。

私にはいつもそんな風に思える。

 

お前たちは自分たちのエゴでどれだけの

生き物を殺す権利を有しているというのだ。

 

そんな権限など微塵も持ち合わせておらず

問う必要があるのはむしろ、そんな貧しい心根しか

持ちえないお前たちの方ではないのか。

 

この世に存在すべき生き物は

人間ではないかもしれないではないか。

 

横柄な人を見るにつけ

私はそれが確信になりつつある毎日だ。

 

屋根雪が降り積もった場所を不自然な形に掘り進め

時々トントンと雪除けのトタンを叩く音を聞きつけ

私の勘違いを願う。

 

追記

その後おそらくはこの除雪により難を逃れたと思われる

いつもの猫が当店を訪れた。お腹をすかしていたと思われ

実に美味しそうに食べていた。

とても印象的な食べっぷり。