「こうなったら徹底的に不妊治療のプロになってやろうじゃないか

と訳のわからない熱意がわき上がってきています

まぁ、やる気をなくすよりは100倍いいことですけどね(;^_^A
ということで

年齢・原因別の「戦略」がわかる不妊治療ワークブック (日経メディカル・ブックス)
こんな本を購入してみました

定価2,400円のところをAmazon様中古650円

こういうの買っちゃうと、もう本屋で新しい本買うのがばからしくなっちゃいますね

不妊治療に関する本て結構色々あって、何冊かは読んだことがあるのですが、
これは統計学的に第三者目線から「自分の置かれている立場はどんなものか」ということが書かれていて、
その中で今後どんな治療を選択していけばいいかについてのヒントが書かれている本です。
特に「年齢」についてはかなりシビアに書かれていて、
一般的に「まだ大丈夫よ」と言われる34歳ボーダーゾーンの私にとっても、
あまり悠長に構えている暇はないんじゃないかと思えてしまいます

まだ最初の部分しか読んでいないのですが、すごく面白かったのは
「子供がいない夫婦のうち、不妊治療を受けている夫婦は2割くらいしかいない」
という事実でした。

この本が発行されたのが2005年なので、今はまた数字が変わっていると思いますが
出産できる年齢でありながら子供がいない夫婦140万組のうち、不妊治療を受けているのは30万組しかいないんですね。
あのKLCの混雑ぶりを見ると、100万組くらいいそうな気がしてくるのですが、
体外受精を受けている夫婦はわずか5万組でした。
しかももっと興味深かったのは
「体外受精を行った病院のうち13%の病院が1年のうちに1組も妊娠させていない」
ということ(2002年の統計です)。
同じように医学部で勉強し、同じように研修を受けているお医者様の施術のはずなのに
医療機関によってやはり腕に差があるということのなのでしょうか。
もちろん分母(体外受精数)に差があるでしょうから、一概に腕の問題でもないのでしょうが
やはり病院選びって大事なのかな?と考えさせられる文献でした。
読み進めていくにつれどんどん現実を突きつけられるので、結構しんどくなりますが
すごく客観的なデータに基づいて書いてあるのでおもしろいと思います

内容についてはわりと一般的な治療法の紹介や医療機関データなんかが載っているので
これから治療を始めたい!という方にオススメかも

もしご興味があればぜひ読んでみてくださいね

年齢・原因別の「戦略」がわかる不妊治療ワークブック (日経メディカル・ブックス)



