杉井光著『世界でいちばん透きとおった物語』。


ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。

宮内は多くの女性と交際し、そのうちの一人との間に子供がいた。

それが燈真だった。


宮内の長男から、最後に執筆したと思われる小説を探し出してほしいとの依頼をうけ、仕方なく遺稿探しを始めた燈真。


このタイトルからして、何か透けてるのかな?と考えながら読んでいました。

実験的な感じ?

火で炙るのか?

水で濡らしたら文字がみえてくるのか?


結果、なるほどね〜!

紙の本でしか味わえないですよね。


正直、ストーリーそのものは、特に何かあるわけでもないです。

こう言ったら失礼ですが、既視感がありました。

ですが、この本そのものの作りが素晴らしかった。

こんな風に作る為に、かなり時間がかかるのでは?


作中に何度かお名前が出てきた京極夏彦さん。

エッセイしか読んだことがないけど、実際にそんな書き方をされてるのか?

気になるので、今度図書館で見てみようと思います。