青山美智子著『月の立つ林で』。
長年勤めた病院を辞めた元看護師。
芸人になるのを諦めきれず東京でバイトを続ける宅配人。
一人娘が突然遠くに嫁いでしまい、寂しさを抱える二輪自動車整備士。
親から早く自立したい女子高校生。
仕事が順調になり夫との関係性に悩むアクセサリー作家。
彼らが耳にしたのはタケトリ・オキナの「ツキない話」だった。
題材としてはどこにでもある、人生につまずき悩む人が、ふとしたことをきっかけにして前向きになるストーリーでした。
見えないところで、登場人物達に繫がりがあるのが面白かったです。
悪い人が出てこない、あったかい一冊でした。
青山さんはこれで3冊目。
私は『赤と青とエスキース』が好きだなぁ。