中山祐次郎著『俺たちは神じゃない』。


消化器外科医の剣崎啓介は腕利きの中堅医師。

頼りにしている松島は、どんな手術もこなすオールマイティな医師。

寝る時間もままならず、二人は毎日奮闘していた。


ある時、院長からとある国会議員の手術を依頼された剣崎は、ロボット手術を進めるのだが、想定外の事態となり…。


中山さんの新シリーズになるのかな?

続編も予約中です。

やはり、医師が描く医療小説は読み応えがあると思います。

私は好きでした。


しかし、医師って本当に大変な仕事。

人の生死を間近で見続けるって、精神がすり減りそうです。

そして、確かに医師は神ではない。

それなのに、必ず助けてもらえる、失敗は許されないと、神のように思ってしまっている。