川上未映子著『黄色い家』。
意外にも初読みの作家さん。
2020年春、惣菜店に勤める花は、かつて一緒に暮らしていた黄美子が監禁・傷害の罪で逮捕された事をニュースで知る。
20年前、まだ子供だった花たちは、リスキーな“シノギ”に手を出していた。
やっぱり生育環境ってすごく大事なんだなとつくづく感じました。
終盤、読みながら悲しくてとっても辛かった。
救いが全然見えない。
こういう世界があるのは分かっていたし、許されない行為ではあるけど、どこかで応援?してるような気持ちにもなったり。
こんなにもギュッと濃縮された日々を経験してしまったら、その後普通の暮らしはできないだろうな。
花が真面目で一生懸命でかわいそうで…。
胸にささった会話。
「親ってなんなんだろう、腹立つし、なんでなのって思う、でも可哀想だっていう気持ちになって、悔しくて、悲しくて、それでまたわけがわかんなくなって…」
「いつか終わるまで、待つしかないよ」
読み終えて、書きたいことたくさんあふれてるのに書けない気持ちです。