津村記久子著『この世にたやすい仕事はない』。
ストレスに耐えかね新卒入社以来働いた会社を辞め、職安の相談員に「一日中コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますかね?」と質問する私に紹介された仕事は…。
①隠しカメラを使った小説家の監視。
②巡回バスのアナウンスの原稿づくり。
③おかきの小袋に印刷する豆知識を考える仕事。
④路地を訪ね、ポスターを張り替える仕事。
⑤大きな森の公園の奥にある小屋での事務仕事。
どの仕事も特殊で、とてもユニークだった。
私なら②か③かなぁ?
短期間の繋ぎで働いているのに、ついつい一生懸命に働いてしまい、そうするとしがらみも増えストレスも増し、悩まなくてもいい事に惑わされてしまう。
作中の言葉でこんなセリフがあった。
仕事やその他の何もかもを手放し、安らかな毎日を送っていても物足りなさを感じ、難しい仕事に敢えて取りかかることも生きているということに気付いた
以前勤めてた会社が閉鎖して退職した時、一ヶ月ほどは自由を満喫し楽しかったけど、だんだんと働かない事に不安を覚え始めたので、この気持ちがよく分かった。
ちょうど今、仕事の事で色々考えるところがあったので、タイミングが良かった。
この本、好みもあるかもだけと、私にはめちゃくちゃ面白かった!!