小野寺史宜著『いえ』。


社会人三年めの三上傑には、大学生の妹・若緒がいる。

若緒は傑の友人・大河と付き合っており、大河の車の助手席に乗っている時に事故に遭う。

その事故が原因で、若緒は左足を引きずって歩くようになる。

それ以来、大河へのそれぞれの思いから、三上家はぎくしゃくしてしまう。


小野寺さんらしい1冊でした。

三上家はあの筧ハイツのご近所。

小野寺さんの小説にたびたび登場するあの筧ハイツ。

もちろん、これまでの登場人物もちらほらと。


傑はスーパーの正社員。

パートさん達のシフトを組むのも仕事の一つで、そこでちょっとしたいざこざなどもあり…。


なんかいいなぁと思った。

悪い人が出てこなくて、たまにこうして小野寺作品に浸りたくなる。