白石一文著『つくみの記憶』。


遼平は会社の懇親会で、アルバイトのつくみと出逢う。

つくみにはこれまでにない親近感を抱き、あっという間に結婚してしまう。

遼平には結婚を約束した幼なじみがいたのに…。


つくみと一緒にいると、なぜだか幼い頃、生死をさまよった記憶がよみがえる。

白い猫の記憶が…。


つくみの存在が気になり、最後まで一気に読まされたけど、何が何やらイマイチ分からなかった。

前半までは惹き込まれるように読んだのだけど。

ファンタジーっぽくもあり、そうでもないような。

白石一文さん、今回は冒険したのかな?