「病は気から」と考える東洋医学が、西洋で受け入れられてきている過去数十年ですが、逆に西洋志向になってしまった日本の多くの人は、アメリカからの逆輸入で「ボディ・マインド」「ヨガ」「瞑想」などとして、身体と心のつながりを教える東洋の叡智にやっと気づき始めているのではないでしょうか?
そして今、コロナウィルスが拍車をかけて、身体と心の繋がり、さらに本来の自分、この世に生まれてきた意味、などを探し始める人が増えている。
しかし、体調を崩すとすぐ医者に行き、検査をし薬をもらって安心する、という、自身の身体や心から切り離された状態で生きている人も、未だ少なくないように思います。
ブラジル界のいえ
人は骨、筋肉、液体、そして気から成っていて、常に変化しているエネルギー体です。
1日寝なかったり、食べ物を食べなかっただけで、あるいは家族と喧嘩しただけで、エネルギーは激変する。
病気には、必ず心の原因があります。子供の時の心の傷や、ショックな出来事がうまく癒されていないまま生きていくと、必ずある時点で身体は文句を言ってきます。それが病気という形で現れます。
私の学んでいるヒュー・ミルンのクラニオ・セイクラル療法は、身体と心、さらに魂を心の目で観る、という、シャーマン治療に近いクラニオ・セイクラルです。メジャーなクラニオは、西洋医学寄りのものもありますが、インドに長く住み、自身がシャーマンである私の師匠は、人間存在をもっと深く大きく観ることを教えます。
糖尿病の奥深い原因は、愛情の問題だと言われます。これはクラニオ・セイクラルに限った見方ではなく、心と身体の関係を探求する、多くのヒーラーたちが言っています。
糖尿病の人は、典型的に完璧主義であること、間違えることを恐れ、幼少時代に両親(特に母親)からの愛情を十分に受けなかった傷を、未だ癒していない人が多い。
大人になっても、愛情が欲しいのに自分には受け取る価値がないと思っていたり、表現する方法がわからなかったりで、身体が糖(甘いもの=愛情)を逃してしまう。身体が心をそのまま表現しているのです。
西洋医学は対処療法で、病気の原因解決にはならないまま、薬に頼る身体にしてしまう。症状を抑えることができても、何も変わらないのです。身体を心から切り離して、切ったり貼ったりできる便利なもの、という考え方は、もう古いですね。
それは今多くの人が気付き始めています。
そして医者、という権威のあるように見える存在に、自分の身体をゆだねるのではなく、自分の心身は自分で管理していく。
様々な不調の対処法には、医者さえも同じことを言いますが、とてもシンプルです。睡眠、食事、ストレスの少ないライフスタイル、適度な運動など。
そして私たちヒーラーが特に注目するのは、子供時代の強い感情や、今までの人生で受けた傷が、癒されているか、ということ。その人が、人生をフルに生きているか、自分のことを愛しているか、愛する人にそれを伝えられているか、ということです。
セルフヒーリング(自己治療)クラスはオンラインで発信しています。
「千と千尋の神隠し」の川の神様の癒しのシーンを覚えていますか?ヒーリングが起こる時は、まさにあの感じです。溜まりに溜まったゴミを洗い流し、スッキリにっこりする。クラニオセイクラル療法では、そういう深い癒しが起こりえます。歳だから、とか病気持ちだから、など諦めずにフルに生きることは可能なのです。
みなさんが日常的に、自身の身体の声を聴けるようになり、不調になった時は自分で治療できるようになる。私のオンライン・クラスでは、日本や遠くにいる方達の、そんなお手伝いができたら、と思っています。
ブラジル界のいえ
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