イタ車を買って一年が過ぎました。

$だからあんたは太るのよ

最初は
マニュアルの車をもう一度運転したいなというのが動機。
その時は自分が外車のオーナーになるなんて思いもしていませんでした。

ただ、とても古い車を買って、できれば1963製なんていうのを買って
自分と同い年の車として直しながら乗っていけたらいいなぁ、なんていう
軽い気持ちで車を探していました。
が、その年式の車で今でも乗れる車は高くて手が出ない・・・・。

そんな矢先に、若いころ「これはカッコいい。乗るならこんな車だぁ」と思っていた
クーペフィアットが手ごろな値段でインターネットに出ていたのですよ。
(中古車市場では人気がないという証拠ね。トホホ)

もう「欲しい」モード全開で家族を説得し、なだめ、たまにいじけて
何とか購入しました。
娘にはイタ車と痛車を勘違いされて大反対されるし。

いやー、そりゃ世界が変わりました。


これまで乗っていた国産車では考えられない世界。
いつ止まるかわからないとか、冷却水ちょっと漏れてるとか、
エンジンオイルちょっと漏れてるとか、神経質になったらキリがない。

国産車の時にはオイル交換なんて年1回だったのに、今じゃ3か月に
一回のペース。ヒトが変わったのか?くらいの勢いです。


でも、この車に乗り換えて一番思ったことは
「運転って、本当に楽しい事なんだ」ってこと。

やはりマニュアル車は楽しさが違います。
ATが「車で移動」ならマニュアルは「車を操縦」
ついこの間も、会社の同僚を乗せて運転していたら
「本当に楽しそうな顔して運転してる」とまで言われました。

ヒストリックカーなどというには新しすぎるけど
部品を探そうとするとすべて欠品という、とっても中途半端な年式で、
しかも、中古車市場ではあまり見向きもされない不人気車。
だけど、不思議な縁で乗ることになって、
この車に乗ることがなければ決して会うことも無かった人たちと仲良くなれて、
この一年は本当にいい時間を過ごせたなと、改めて思いました。

$だからあんたは太るのよ

この先、どのくらいこの車と付き合うのかわからないけれど、
見るたびにデザインのカッコ良さにため息ついて、
運転するたびにワクワクするような感覚が味わえる
そんな車は二度と出てこないだろうな。


さぁ、これからしばらく、この旧車を走らせるにはとっても
いい時期だ。
こんどの休みには、この車でどこに行こう。
また、ワクワクしに行こう。


昨年の11月に98年式のクーペフィアットを購入して早くも4ヶ月。

「えっへん。私は外車のオーナーです。」
などと威張れるような車格の車でもなくまた、維持期間でもありません。

どちらかといえば
「今日も調子よく走ってね。お願いね。」と、
車に様子を伺いながら”乗せてもらっている”日々が続いています。

$だからあんたは太るのよ-クーペ

イタリアでは買った車に愛称をつける習わしがあると、
松本葉さんの著書「愛しのティーナ」で読んだので
僕は自分の車を「安田くん」と呼んでいます。

思えば、新車当時からこのデザインが大好きで、
燃費だとか、故障だとかそういった細かいことを気にせず、
本当に「エイヤッ」という勢いで買ってしまった車。
まぁ、50歳になってあと10年くらい車にのるのなら、最後に
一番好きな車に乗ろう、という想いから乗ってみました。

良く、「イタリア車は故障が多い」と言われています。

たしかに、色々と情報を検索しているとクーペフィアットは
整備性が悪く、部品も欠品続きで維持するのも簡単ではないと
言われています。

でも、機械って大小を問わず必ず故障するもの。
日本が誇る世界の●ONY製品やV●CTOR製品だって、
何度壊れて泣かされたか数えきれない。

それ以上に、左ハンドルのマニュアル車が
こんなに運転が楽しくなるとは思っても見ませんでした。

これまでオートマ車を3台乗り継いで来たのですが、
一番最初に乗ったマニュアルのサニーの感覚が忘れられず、
「最後にマニュアル車に乗りたいな」
と思っていた所に、マニュアルどころか左ハンドル。

未だに右折時はちょっと怖いのですが、
走ることっていてこんなに楽しいのかと、改めて
車の魅力に気付かされた、そんな車です。

車検の費用とか、故障の対応とかこれからも色々と泣かされる事が
多いのかもしれないけど、
それ以上に「所有するだけで楽しい車」であることが
このへんの旧車の魅力なんだろうな~と思っています。

「日本車とドイツ車は優等生」と言われています。
それに比べイタリア車は個性的だけどオーナー泣かせとも。

でも、乗って見て、初めて分かりましたが
日本車にもドイツ車にもない魅力が
古いイタリア車、フランス車にはあるんだなと、思っています。


さぁ、週末はうちの安田くんとどこへ行こうかな。
でも、花粉症はひどくて
床の上がティッシュでいっぱいになっちゃうんだよな~。



アルファロメオ8C

さっき、目の前をアルファロメオ8Cが
走り去って行きました。
独特なサウンドと共に。

さすがにウチのクーペ君とは
音が大違い。
低い、響くようなイイ音でしたねぇ。

値段の差なのかなぁ…。