あれは、2016年の年明けくらいだったかな。

仕事に追われる中、職場のみんなが帰った後にYoutubeをBGM代わりに聴きながら仕事するのが唯一の心の拠り所だった。
初めは90年代~2000年代前半、次に80年代のアニソンを聴いてたけど、さすがに飽きてしまって。
何故か「アイドル ロック」で検索したところ、出てきた動画が、Buono!とベイビーレイズだった。
そこで、「あっ、あまちゃんの曲じゃん。へぇー、暦の上ではディセンバーって言うのか、この子達が歌ってたのか」ってのが、ベビレの第一印象でした。
Buono!には長めのメドレーの動画があったので、自然に曲覚えた一方、ベビレの動画は暦一曲か、長くてもフェスの20分ほどで、応援はオイオイ言ってて怖そうだし、たまにちょっと気になる程度の存在だった。

ベビレの名前をはっきり意識し出したのが、5月のゴールデンウィークだったかな。
地元の古本屋で見つけた「自虎紹介」のアルバム。
たった540円だったし、冒険して聴いてみるか…って、今考えると本当失礼な気持ちで買った1枚。
へぇー、格好いい歌結構あるじゃん。ジャケット見ると、みんな違って、みんな可愛いじゃん。でもキャピキャピしてないし、ちょっと面白そうだな。
その日から、ベビレをヘビロテする日々が始まった。
YouTubeの動画を改めて見直すと、「夜明けBrandNewDays」「Level1」「PrettyLittleBaby」などいい歌多いし、オイオイ言ってる応援、何だか熱いなって思えるようになった。
いつしか、一回ベビレ見てみたいな、っていう感情が芽生えてきた。

そして、運命を決める1日が来た。