6月28日 検査
7月18日 悪性リンパ腫と診断
7月25日 抗癌剤スタート
8月6日 完全寛解
9月17日 COP療法終了
上記を経て
COP療法終了時の精密検査が
大学病院 (RVC)にて行われました
血液検査
尿検査
針生検(肝臓、脾臓)
超音波検査
9月19日時点では
完全寛解を維持しているとのこと
ホッと
胸をなでおろしています
この6週間
抗癌剤による副作用とは
無縁で過ごすことができたことにも
心から感謝しています
強い化学療法を
無理に選択しなくて良かった
オンコロジスト(腫瘍専門医)のチームには
足を向けては眠れません
明日の命さえ危うかったモモ
一時は「モモとの別れ」を
私も夫も覚悟せざるを得ませんでした
あれから約2ヶ月
この2ヶ月間は
神様が与えてくださった奇跡の時間でした
そしてその奇跡がまだ続いています
本当にありがたいことです
もちろん私と夫は
モモがいつまでも寛解を維持して
元気で暮らしてくれることを望んでいます
その一方で
今は特別に
「おまけ」の時間をいただいていて
近い将来やってくる「その日」を迎えるべく
心の準備をはじめなくてはいけないこと
残念ですが
それも事実です
完治・根治が見込めない悪性リンパ腫において
化学療法での延命とは
薬で死期を遅らせる、ということ
つまりは
常に死と隣り合わせの状況にある
ということを意味するのでしょう
私の最愛の母は
今年の桜の季節
壮絶なガンを戦い抜いて
黄泉の国へと旅立ちました
まだ半年前のことです
母を失った悲しみが癒えぬ中
なぜまたこんなに酷い不幸が?
「癌」という病気は
どうしてこうも次々と
私の最愛の家族を
辛い目にあわせるのだろう?
答えの出ない自問を
繰り返しては嘆きました
FACEBOOKで
悪性リンパ腫を患うワンコを持つ
親たちが集うグループでは
今日も誰かがコメントしています
“This is totally unfair!”
こんなのって不公平!
確かにそう
本当に、その通り
でもモモの人生(犬生)は
母の人生は
私の人生は
誰の人生も
「公平」か「不公平」かで
「平等」か「不平等」かで
語られるべきではないとも思うのです
大学病院の専門医が私に言ったように
モモは
リンパ腫と戦う使命を持って
生まれてきたのだとするならば
そしてもしも
その使命を全うするべく
私を親に選んでくれたのだとするならば
私ほどの適任者は
いないのではないかと
そう考えるようになりました
なぜなら
この20年間
癌と戦った勇敢な母を通して
抗癌剤との付き合い方
最後の見送り方までを
しっかり学んできたのは私です
だからこそ
母の闘病生活で学んだことを
モモとの闘病生活で活かしていこう
そう考えるに至りました
癌に「感謝」することなど到底できないけれど
それでも癌は
ベッタリ「一卵性母娘」だった母と私に
永遠の別れを受け入れるための
「準備期間」を与えてくれた
母と娘の素晴らしい思い出を
たくさん作る機会を与えてくれた
海を遥か越えて暮らす私にさえ
最期の瞬間を看取る機会も
与えてくれた
自然災害、テロ、事故、犯罪 …
世界中から入る悲しくおぞましいニュースが
途切れることなく報告される日々で
たとえ短くとも
愛する家族との時間が約束されていること
残された確実な時間が存在すること
なによりその事実を
今、自覚できているということ
それはどんなに貴重で
ありがたいことなのでしょう
「悪性リンパ腫」という名の癌は
私たちとモモに
遅かれ早かれやってくる
「お別れ」の準備期間を与えてくれる
今日も明日も
楽しい瞬間をたくさん作る
機会を与えてくれる
そしてお別れの「その時」には
モモのすぐ隣で寄り添いながら
見送ってやることができる
きっとどんな結果を迎えたとしても
後悔はとめどもなく
洪水のように溢れるのでしょう
それは私がモモを愛して止まない証だから
でもそんな「後悔」は
またいつか新たな試練にぶつかった時
きっと強い武器にもなるのでしょう
いつの日か
モモが母のように立派に戦い終えたら
虹の橋のふもとで
母が大きく腕を広げて
モモを迎えてくれることを信じよう
その日まで
あと何日なのか
何ヶ月なのか
もしかして1年以上いただけるのか
それは全くわからないけれど
悪性リンパ腫が与えてくれた機会を
母が身を痛めて教えてくれたことを
決して無駄にしてはいけない
モモが生まれ持った使命を全うするべく
最大限のサポートをしよう
険しい道のりを進む彼女の
最高のサポーターになろう
モモとたくさん笑って
モモにたくさん触って
モモと一緒にたくさん出かけて
時には夫とたくさん泣いて
これからも過ごしていきたいと思います
ぬくぬくのんびり
チョコちゃんもモモちゃんも
ママとパパの最高の宝物だよ
モモが悪性リンパ腫を発症してから、はじめての抗癌クールを終えるまでの約3ヶ月間の様子を、忘備録も兼ねて、「モモの病気」として書き留めてきましたが、いよいよ今回が最終回です。途中、とても暗い内容で嫌な気分にさせてしまったとしたらごめんなさい。ともあれ、モモの闘病記は始まったばかりです。これからも随時アップデートしてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
全ての悪性リンパ腫を患うワンちゃんとそのご家族が、今日も健やかに、心穏やかにお過ごしになられますようにお祈りいたします。