2016スポーツマスターズ秋田大会・遠征記-25日- | B-blo

B-blo

好きなバスケをBRASH目線で語るブログです。

25日(日)

試合開始時間は同じだったので、前日と同じように朝食を取り

体育館へ。

 

いよいよ、ここが大一番だ。

対戦相手は昨年3位でシードの茨城A。

きっと大会参加チームのほとんどが当然茨城が上がってくる物と

思っていたことでしょう。

しかし前日のM.I.Sの活躍を見た我々は、そう簡単には行かないぜ!

と思っていました。

 

前日、全国の洗礼を浴びた我々を先ず救ってくれたのが

敏腕美人ヤングマネージャーの綾子さん。

お土産を用意してくれていました。

恐らくお友達へ買っていった物だと思われます・・・

そのおかげでお土産交換に成功しました。

 

1Q
相手の高確率のシュートでいきなりリードされてしまう。
Dragonsは市川のミドル、フリースローを確実に決めて
得点して食らいついていきました。

がっぷり四つの展開も
相手の点取り屋に着々と得点を重ねられてしまいました。

 

何とか2点差ぐらいで進んでいましたが
ファウルでフリースローを与えてしまったり
杉本→市川のパスをスティールされてそのまま速攻を決められたり
自分のターンオーバーと悪い流れが続き、
ディフェンスでもルーズになった所で3Pを決められ
一気に点差を付けられてしまいました。

 

市川がミドルを決めて一息ついたかと思った所で
自分が何とかガードにプレッシャーをかけようとした所でファウル・・・
チームファウル忘れてた・・・

 

完全にやらかした所でヒロと交代。
メンバーは野田、市川、杉本、芹沢さん、ヒロ。
あれ?誰がPGするんだ?と思っていると野田がPGをやり出しました。


結果的にそれで安定し始める。
15-22の7点ビハインドで終了。

 

2Q
7点差は付いた物の、それは自分達のミスから付いた点差だったし
実際、しっかりしたディフェンスをしていれば
それほど凄い攻撃力という訳でもなかったため、まだまだ行けると思いました。

出だしいきなり相手に3Pを決められてしまう。
芹沢さんのスクリーンファウルも取られ良くない入り。


しかし杉本のブロックショットと粘りのディフェンスでバイオレーションを奪う。

そしてこの辺りで野田PG効果が徐々に見え始める。
マッチアップが自分より小さければ確実に取れるリバウンド。
ちなみにこの写真の相手は180cm以上あるが奪い取った。

リズムが出てくるとヒロ、市川のミドルが決まり
ジリジリと点差を詰めていく。
ディフェンスも粘りが出て、相手のターンオーバーが増え始めました。

杉本も体勢崩しながらねじ込む。
芹沢さんも気迫のディフェンス。

このクォーター2度目の24秒バイオレーション。
相手は完全に攻めあぐねていました。

 

盛り上がるドラゴンズベンチとは対照的に、茨城ベンチと2階の応援団は
声が出なくなってきました。
シュートを決め盛り上がるベンチに市川のグー!

残り3分。
市川のフリースローでとうとう逆転!
最後野田とヒロのチャージングなどでリズムを崩した所で
また逆転を許してしまいましたが、29-32と点差を縮め終了。

 

3Q
リードは相手だが、流れは確実にDragons。
疲れているだろうけど、ここは一気にやるしかない。
もう一度気合いを入れ直しました。


市川の1on1で開始早々1点差。
相手のディフェンスが付けきれてないと見るや立て続けに攻め続ける。

 

そして杉本の3Pと1on1が炸裂!


勢いに乗る杉本は続けざまに3P!


明らかに焦り始める茨城はターンオーバー。
残り5分で41-35とリードする。

 

なかなかリズムのつかめない茨城はここでやっては行けないミスを犯した。
ベンチテクニカル。
何とか追い上げようと頑張る選手に水を差してしまった。
それを見たウチのベンチは慌ててお口にチャックした。(笑)

 

そしてその後、野田がバウスケットカウント!


こういう所がこの男の憎い所だ。
52-39で3Q終了。

 

4Q
疲れの見えるメンバー。13点差はあるが簡単に守り切れるとは思えない。
いきなり芹沢さんが4つめのファウル・・・
ん~この場面は交代するより、そのまま行ける所まで行くしか無い。
続いて野田のトラベリング。
杉本のラインクロス
イヤな空気が流れた。


そんな中、シレ~っと決めたのが影の男・ヒロ。

競り合いの中で杉本アバラ負傷。


一旦ベンチへ。
暗雲が立ちこめる中、シレ~っと決めたのもヒロ。


大した奴だよ、本当に、、、

そしてルーズボールの競り合いの中、
野田の小指、曲がっては行けない方向に曲がる・・・


しかし脱臼した小指を自力でハメ治し、プレイを続ける。

 

ここからはお互いにシュートが決まらず
時間だけが流れました。

 

残り4分。杉本も戻り56-47。
その差9点。
相手の3Pが決まり6点差。
前から当たり始める。
この辺りから、相手も必死でファウルが多くなってきました。

杉本も市川も疲れからかもらったフリースローを2本決められず・・・
ジリジリ詰まる点差。
そんな時は!もちろんヒロ。


シレ~っとスティール。そして市川が決める!

立て続けに杉本→市川の速攻が決まる!


残り1分63-55。
この後、3Pを決められウチがタイムアウト。

まだ1つタイムアウトが残っていたはずなのに
審判から「これでタイムアウト終わりね」と言われました。
ここで立ち上がったのはN.G Dragons敏腕美人ヤングマネージャーの綾子さん。
猛抗議の上、TOの間違いだったことが判明。


綾子さんのファインプレイとなりました。
(結局使わなかったけど)

 

ここからはファウルゲーム。
最後詰められましたが、何とか逃げ切りました。

最後執拗に抗議していたヒロの3Pに対してのブロックですが
ビデオ見たけどノーファウルでした。


それよりその後のえげつない杉本へのファウル。
そしてそのファウルをした人間が「ファウルされる方がワリーんだ!」
どうなんですかね?大人として・・・
チームメイトが必死にフォローしていたので事なきを得ましたが
ウチのベンチも一気に殺気立ちました。
もちろんウチの喧嘩番長も・・・

 

68-66


何とか逃げ切り、番狂わせの大勝利!

勝因はもちろんM.I.Sの活躍が一番大きいけど
それよりこの試合が大一番と考えたDragonsと次の日の事まで考えていた茨城
ここの気持ちの差が大きいと思います。
それは選手よりもスタッフの考えが一番。
更衣室で茨城の選手の話しが耳に入りましたが
Dragonsを甘く見てしまっていたのはスタッフのようでした。

 

大興奮の勝利に和尚さんも涙でした。

 

本当みんなが興奮状態でしたが、ここで今井さん、芹沢さん、和尚さん
心一郎、ヒロは仕事で静岡へ帰りました。

今考えるとここで帰ったメンバーが一番最高な気持ちで帰れたな、、、

 

残ったメンバーはそれぞれで昼食。

自分は比内地鶏の丼を食べました。

この頃には名物の「いぶりがっこ」も病みつきになり始めていました。

 

夜は色々紹介してもらいましたが、とにかく肉を食いたいとの要望で

焼き肉屋へ。

全員で喜びを分かち合いたかったけど

とりあえず肉を食いまくりました。

その後も夜の街へ繰り出し帰りました。

 

最後、初日に行ったラーメン屋へ行きました。

並んでいるマスターズ参加者と色々話していたら

何とバレーボール静岡代表でした。

しかも同じ東部地区のチーム。

何という偶然。

結局彼らはベスト4まで進んだようです。

凄いですね~

 

結局、混んでいたので近くのラーメン屋でラーメン食べて帰りました。

 

明日は4時の新幹線で帰る予定。

しかし、1試合目を勝つとその新幹線に乗れない。

今日の感じならベスト4も夢じゃ無い。

旅のコーディネイターのスポイスは一気に悩み始めました。

色々考えても仕方ない。

疲れたので明日の朝考えようということで寝ました。

 

自分も責任者である以上、色んな事を想定しなければならなかったですが

確実に疲れていたので布団入って3秒ぐらいで爆睡しました。

 

この日もケン君は恐ろしいほどの歯ぎしりを体験したようでした。

 

つづく