あなたは、他社を真似た経験はありませんか?
多い少ないの程度はどうであれ、他社を参考にした経験はあると思います。
参考にしたと言っても、色々な真似方があると思いますが、
いわゆる隣の芝が青く見えてしまった状態で、
自社よりも競合の方が良く見えてしまうんですね。
そこで、競合他社を参考に真似てしまう。
参考にすると言っても、色々なレベルがあります。
ほぼ全部を真似たり、分からない程度に真似る等になります。
他社の「売り」が魅力的に見えて、自社が選ばれないのはその為だと考えてしまう。
そこで自社も真似てしまう。
完全に真似なくても、それに近いものにする。
或いは一部だけを真似るという事です。
これって、全てが悪いわけでは無いですが、
同業者がこれを繰り返して行くと、標準化して行きますよね。
コモディティ化するわけです。
つまり、どの社の商品サービスも大差がなくなって行きます。
この先に待っているのは、熾烈な価格競争です。
そして、価格競争に勝つのは資金が豊富にある大企業という事になります。
体力のない中小企業は最悪の場合、倒産の憂き目に会います。
あなたの会社が、価格競争に陥っている自覚があれば、今スグ止めて下さい。
同業他社との差別化を行ない、あなたの会社が選ばれる理由を作りましょう。
ブランディングするには欠かせない事です。
他社を真似る事で、差別化できる事もあります。
それは、他業界のものを参考にして真似る事です。
自分の業界の常識は、他業界にとって非常識な事があります。
その逆も真なりで、他業界の常識は、自分の業界にとっては、非常識であり、
新しい事として取り入れる事が出来る場合もあります。
もし、考えに行き詰まったら、他業界も観察する事をおススメします。