腹式発声の話 

息を吸い込むときに、肩に力が入らないように=肩が上がらないように。お腹に下向きに風船が入っているようにイメージして、下の方にためるように風船(下腹)を膨らませる。 

1息を吐くときは、10秒くらいかけてゆっくり均等に吐き出す。 
2または吐くとき、腹筋の力で、一気に息を出す。(スタッカート) 

発声するときに、首のへこんでいる部分に口がついているとイメージして声を出す。(胸から上を響かせるように) 

2のやり方で発声する時、空気の玉が胃袋から押し出されて、首のへこんでいる部分に来たときに、タイミングあわせて「あ!」と声を出す。お腹がへこむと同時に発声するのだが、早さ的にはお腹の動きが先です。要するにお腹に入った空気を声に変換するわけです。 
タイミングが合うと、思ったより大きな声もしくは太い声がでます。 
このこつを体で覚えていきましょう。常に100%タイミングがあうように練習(体に腹式発声を覚えさせる)。 
ちなみに失敗時は、空気が先に出てかすかすの声になったり、喉の力で先行すると、いわゆる喉声になってしまう。

 

 

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