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発達障害の子育てHACK

公認心理師、保育士、健康運動指導士の資格を持つ
トータルで子どもを見られる発達障害療育アドバイザー

連日のニュースで取り上げられている。
発達障害の息子を殺害した官僚

 

この事件は

裁判員も裁くのがつらかったという意見が多く

検察側の人も被告に労りの声をかけたそうだ

 

情状酌量の余地があるという声もあったぐらいだ

私もこの無罪とは言わないがきっと裁判員だったらひどく悩んだと思う

 

なぜなら彼も被害者だと思うから

報道で「警察に知らせていない」とあったが、なぜ警察に通報しなかったかわかるだろうか?

 

暴力で警察に通報した場合

どんなにひどい暴力を受けたとしても(後遺症が残るほど)10日間の拘留と50万円の罰金で済んでしまう。

要するに、、

10日間したら家に戻ってくるのだ
その時

奥さんと事務次官は間違いなくもっと酷い暴力を受けるだろう・・

殺されてしまっていたかもしれない。

検察側ももちろんそんなことは解っている。

しかし、裁判は感情で行うものではなくシステムで行うもの

量刑は量刑

 

だから事務次官のやったことに感情的には同情し
つい声をかけてしまったのではないだろうか

 

育て方が悪かったと責める人もいるかもしれない

今なら研究者の功労により情報もたくさん出てきて
発達面や心理面の様々な事が解り
対応方法だとか解ってきたがあの時代では難しかったと思う

 

息子は44歳

きっと事務次官も最初は発達障害などとは知らなかっただろう

当時は情報さえなく、支援も全くなかった

親はわが子に最善のものをとその時代得られる情報の中で対応するしかなかったと思う

 

障害だとわかっても

それに対応する方法はまだ誰も知らない時代

 

子どもの状態を「治そう」としたのだろう

お金も力も権力もある事務次官だからあらゆる手を使い

必死に息子を典型的な発達に良いとされることを施し

 

高齢になり、パワーバランスが逆転すると

暴力を振るわれ苦しんだと思う

 

何が間違っていたかわからないけど苦しむ息子を見ながら土下座して謝ったんだろう

土下座で済むぐらいなら・・
それで彼が苦しみから逃れられるなら

しかし、過去は変えられない

土下座したところで何も変えられないと悟ったんだろう

真面目な人ほどそう思うと思う

 

事務次官の家族に全く罪はないとは言わないが

その時代の教育システムの歪み
「甘やかすな」「しつけがなっていない」


発達障害は普通の子育ての目線で行うとうまくいかない事が多い

正当化するわけではない

 

しかし、個人レベルで責めても何も変わらない

子育てで間違いをする親は大勢いる

その時代の情報をベースに子育てするしかないからだ

 

間違った場合のシステムと子どもを育てる教育が必要だと思う。

そして、研究が進み将来

発達障害を治すことができるようになり

親子が苦しまなくて済むようになってほしい