…つづき

長いです

逃げるオバサン

『ちょっと、ちょっと!』
追いついて肩をポンポンとたたいた。
するとオバサン
と、襲われんがばかりにデカイ声で叫ぶ

凄い顔ですごむ

世界中に女がアンタ1人になっても決して危ない目には遭わないから

まさかの反応にくろ母さん、堪忍袋が何個か切れる

『あなた、さっき何言いました?』
必死に冷静を装い聞いた。
『言いましたよ、聞こえたし

』
と返す私の言葉に被せ
私が喋ろうとするたび何度も被せて逆ギレしてくる

『子供に何か言ってましたよね?』
ギャラリーが集まりだす

『アナタに何度も言ったじゃない。』
『は?』
『
私は何度もアナタに言・い・ま・し・たぁっっ
』
何、それ

『聞いてないし、ずっと子供に何か言ってましたよね。しかも聞こえないような声で。仮に子供が粗相をしたならその場で注意するなり私に言えばいーでしょ!

』
怒りのバロメーターがMAX振り切った

『あんた、だったら自分の子供が何してたか知ってるの?見てたの?お茶入れてこぼして、あちっっとかやって!バカじゃないの!面倒も見ないで§@*&#%£』
とか何とか色々言ってた

くろ母さん一気に堪忍袋全解。
もう血圧上がり過ぎて死んでしまうと思ったほど

もう黒母さんが出て来そう

(黒母さんとは文字通り黒い部分

たまに息子たちが、お口の悪い般若化した黒母さんに超進化させます

)
我慢して絞り出した。
『小声で通りすぎざまに聞こえないようにバカって

言ってたけど?』
『
バカって言ってないしっっ
』
『聞こえたんだけど!

』
怒りに震えながら辺りに目をやる。
けっこうなギャラリーが

冷静な部分がささやく。
①お茶コーナーに置き去りにしたおちび&ばっくり口の開いたカバンにお財布

②ダンナの実家のすぐ近く。お姑さんも良く買い物します

③ダンナさん、地元、仕事柄もあって顔が広いです

④私、PTAの本部役員をやってる

以上の点からあまり騒ぐの(黒母さんの暴走)はよろしくない

『
なんなの?この人!頭おかしいんじゃない?頭おかしいでしょ!子供の面倒くらい見なさいよ
』
次に口を開けばきっと黒母さん産まれる

『話にならない。頭おかしい、この人』
声ぷるぷる、手ぷるぷる状態でやむ無く引き下がる

おちび&カバンの元へ。
おちびが、どこぞのおばあちゃんとお茶コーナーにいた。
…

…
ごめんね、おばあちゃん…
鼻息荒いし、顔…怖いよね
