翔『ひでぇーな…!あっ!俺に良い考えが有る♪任せろ!』
あ『う、うん…』
ヒヒヒと笑った翔太に…何となく嫌な予感がしたけど――
まさか、、それが本当になるなんて思っても見なかった。
【男友達と居酒屋で飲んでたよ】
そうメールを返すと直ぐにまた悠紀君からメールが返って来た。
【話したい、電話ちょうだい】
話したい・・??
ずっとメールも電話も無かったのに?
そんな時ばっかり・・・どうして??
あ『翔太……ちょっと電話して来るね』
翔太に断ってあたしは悠紀君に電話をかける為にトイレに向かった。
はぁ・・・。
悠紀君ってたまにあの人に似てるよね。。
あの人と違うのは…暴力を振るう人じゃないって事だけ。。
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あ『もしもしー』
悠『あっ…もしもし。茜は今どこに居るんだ???』
メール見なかったのか?居酒屋に居るって言ったのに…――
あ『居酒屋で友達と飲んでた』
悠『誰?友達って』
悠紀君の声が少し怖く冷たく感じたのは
あたしの気のせいか?