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第73回菊花賞・G1(21日、京都競馬場・芝3000メートル、良) 皐月賞馬で断然の1番人気に推されたゴールドシップ(内田)が、後方2番手の位置取りから、2周目の3コーナーで一気に進出。直線で危なげなく抜け出した。皐月賞と菊花賞での2冠達成は、00年エアシャカール以来8頭目。98年のセイウンスカイ以来、史上2頭目の芦毛の2冠馬となった。2着は、1馬身3/4差で5番人気のスカイディグニティが入った。

 スカイディグニティは、向こう正面から一気にまくったゴールドシップを先に行かせ、マークする形で最後の直線へ。左から右からメンディザバルのステッキが入り、力強く末脚を伸ばしたが、差は縮まらない。それでも、後続には2馬身の差をつけて2着。ダービーの2週後に初勝利を挙げた遅咲きのステイヤーが、ラスト1冠で本領を発揮した。

 友道調教師にとっては、先週の秋華賞(ヴィルシーナ)に続く2着。それでも、「十分です。初のG1で、よく頑張ってくれた」と納得の表情を浮かべた。鞍上のメンディザバルは、2周目の4コーナーあたりで右肩の関節を脱臼するアクシデントに襲われ、レース後、京都市内の病院へ。その後、エージェントを通じて、次のようにコメントした。「思い通りの競馬ができた。勝ち馬との差は詰められなかったが、よく走ってくれた」

 トレーナーは「勝ち馬は強いよ」と2冠馬をたたえ、笑顔で須貝調教師と握手。今後、放牧に出す予定の愛馬の将来について、力強く話した。「夏前から急成長してくれたし、やはり距離があった方がいい。来春の天皇賞に出したいね」。さらなる進化を遂げ、古馬の頂点に立つ姿を思い描いていた。

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