「それが声優!」見ました。ざっと内容を説明すると底辺声優(新人?)の主人公(女)がアニメきっかけでラジオ→ユニットを組むようになり声優として少しずつ活動を広げ声優界を少し知れる作品です。

 

主要キャラは3人でまだ売れていない声優3人組を中心に話が展開していく。ストーリーを楽しむ作品というよりは声優界隈のあるあるみたいのを本当のあるあるか分からないまま楽しむ作品。イラストの雰囲気やスマホじゃなくて携帯持ってたことなどから昔の作品かと思えば2015年の作品らしくびっくりしました。書いてて不思議に思ったのがユニットを組めた割にはちゃんと底辺声優ぽくてなぜかユニットを組めたこと。主人公はともかく他2人は実力そこそこある風に見えるが、主人公は実力ない・人気ない・面白くないであるのは運だけ?

 

結構リアルの声優さんがゲスト?として結構参加してます。調べた感じ全員青ニプロ所属のかなり人気の声優。その人たちのファンは見るとちょっとどんな人か感じられていいかも。

 

主人公が結構な馬鹿でそのせいで色々問題が起こってストーリーが展開していく感じ。そこが結構話の展開で無理ある感じがしてしまって楽しみ切れなかった。本当のことは分からないとはいえ、普段見てるアニメに深く関わっている声優のリアルな感じを楽しめる作品だが、主人公の頭の悪さがリアルな感じというか妄想みたいのをすごく邪魔していた。あと、単純にその馬鹿さと超絶不器用なせいでちゃんと底辺だったので、ストーリーの幅がすごく狭められてるように感じた。狭めた結果ユニット出来たくだりが異常で、ライブの箱を最初数十人しか取れてなくて喜んでいるレベルの人たちでユニット組める謎。Pが半分ノリで組んでいたから成功している金にある程度余裕のある社長かと思えば、500人規模で倒産あやんでいたからますます謎。

 

作画は普通というかそんなに良くないが、バトルものでもないし結構立って喋っているという構図がある作品なので気にならない。

 

10点満点中

6.0点!

ストーリーの展開をある程度許容すればアニメ好きならそこそこ楽しめます。色々突っ込みどころのある作品でしたが、ラスト数話の盛り上げ方はシンプルですごく良かった。最初の方と比べてそれぞれのキャラがちゃんと成長しているのが分かる分かりやすい展開。それが逆に変に凝らなかったところが僕的に少し良かったです。ただ、面白い作品かと言われれば残念な作品としか言いようがなく、別に見る必要はないのかなぁと思いました。

 

結構最近の作品なのに「らき☆すた」を彷彿とさせるデザインなのが少し気になりました。最近?はやりの職業(趣味)紹介アニメの一つで、界隈の知ったかぶりするために見るのもいいかもしれません。