何かを失ってもそれは仕方のないことだと思っていた。
けれど思い返してみればそれはその時の自分にとって不要なものだったのかもしれない。
天秤に掛けて掲げられた物をそのまま投げ捨てただけなのかもしれない。
あなたは今幸せですか
そんなこと僕には聞く権利もないけれど
僕を失くした君はどれだけ辛かっただろうか
それに関心が持てたのは今更になってのこと
今の君はもう僕に関心などないだろう
それを嘆く権利もないけれど
君を捨てた僕は君のことなど忘れていた
そして今は捨てられたのは僕の方だと知った
何かを犠牲にして手に入れた幸せなど
何かの幸せのための犠牲にされてしまうのがオチ
それがまさか巡り巡るだなんてこと
当たり前なのに考えもしなかったんだ
こんな馬鹿な僕を笑ってくれますか
それでもいいから君の笑顔をもう一度
こんな馬鹿な僕を笑ってはくれないみたいだ
君の世界に僕はもういないようだ