間違いは直さなきゃ
学校の先生も言ってた
「間違いはしっかり直しましょう」
正解を探し続けてきた
けど未だに正解は見つからない
偉そうな人が言ってた
「先生も結局は人間なんですよ」
その意味が僕には分からなかった
当たり前じゃんと思ってた
そんなことより間違いを見つけなきゃ
僕は人間として見てもらえない
間違えてるのは僕だけじゃなかった
けれど他のみんなは楽しそうだった
間違いを直す気なんてないのかな
それでも居場所が与えられてるのかな
「悪いところじゃなく良いところを見つけましょう」
そう言われてからそうしてきたつもり
みんなもそうしてるんだよね?
僕には良いところはないんだよね?
ある時僕の心は耐えきれなくなった
これ以上生き続けることが辛くなった
「死んだ方がマシ」と言われる人たちを見て
自分も言われているのだと感じていた
僕は気付いてしまった
当たり前は当たり前じゃないことに
僕は気付いてしまった
間違えてこそ人間なのだということに
間違えた人が正しさを声高らかに主張して
それを真に受けるバカがいて
嘘だと気付いた彼らは笑って
気付かない僕らは必死だった
耳触りの良い言葉たちは
叶えられていないからこそ存在していた
当たり前と言われる道徳は
当たり前にあってほしいという願いだった
「そんなこと今まで気付かなかったの?」
と意地悪く笑う大人達
みんな知ってて嘘をついて
みんな悪い自覚があって悪を悪く言うのだ
それが正解なら
結局僕は間違いなんだろう
「君は正しいよ」と泣く君も
僕が間違い探しの正解だと知ってるはずだ