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パンパンパンダのブログ

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人に好かれるということをこれほどまでに苦痛だと思ったことは今までなかった。
いや、好かれているだけならば問題はなかったのだろう。
それに付随するさまざまなものがこんなにも心に重くのしかかる。

例えば、拘束。時間であったり食事であったり人付き合いであったり。様々なことが自由ではなくなる。抑制されるというよりも、ただ見られているという感覚が苦しいのだ。

例えば、罪悪感。自分も相手のことを好きにならなければいけないのではないか、と考えてしまうほどに相手からの施しが多い。代わりに何を返してあげられるだろうか。それは見合うものなのだろうか。代わりなどそもそもないのではないか。

例えば、嫌悪感。必要以上に近付いてきたり触れてきたり、自分の空間を脅かされるのは大変な苦痛だ。友達よりも近く、家族に近い関係になったからこそ、疎ましく思う。取り繕う必要がなくなり、遠慮がなくなり、気持ち悪いとさえ思う。

これらが混在するがために、心が疲弊する。
嫌いになれない。好きにもなれない。
なら、どうすればいいのか。

気付けば他に好きな人が出来ていた。
恋に落ちたわけではない。逃げたのだと思う。
相手も私を好きだと言う。その言葉を信じているわけではない。まだ一度も会ったことがないためだ。
多忙な上に遠距離。会うのは困難だろう。
けれど、会えないからこそお互いに「好き」だなんて言えるのかもしれない。
それが虚構であると知りながら。
お互いに脳内で補完しながら。

それでも、心は晴れるのだ。
呪縛から逃れた気になれるのだ。
けれど、現実は何も変わらない。
景色が色付いたりなんてしないのだ。
私の世界は灰色のまま。
いつか色で溢れてくれたら。