掃除機が壊れているためだ。
箒で埃を集め、ちりとりで回収する。
ちりとりに入れようと箒を振るたびに舞い上がる埃は全てがちりとりに入ってくれるわけではない。
何度も入れ損ねた埃を掃いていて思った。
箒で埃を掃いた時、全ての埃をちりとりに入れることは現実的に考えて不可能である。
例えば元の埃を100%とした時、一回で入るのは80%程度だろうか。残った20%を掃いた時、またその20%が残る。つまりは4%の埃が残るのだ。何度繰り返そうが、その時残った埃の内20%は残る。ということは埃をすべて取り切ることは不可能だ。もちろん、20%という数字に意味はない。0.000001%だろうが、全て取り切ることが出来ないというのが重要だ。
ここで「アキレスと亀」の話をする。
アキレスと亀で競走を行う。亀にはハンデが与えられている。例えばその距離を100mとして、アキレスが100m走る頃には亀はそこから20m進んでいる。(この亀は早く歩けるのだ。)
その20mをアキレスが走る頃には、亀は4m進むわけだ。上の掃除の話と繋がっただろうか。
そうすると、アキレスは亀に追い付くことは不可能ということになる。アキレスの方が足が速いのは明らか。上の掃除で言えば、箒とちりとりの連携の方が埃の脱走力より優れているのは明らかだ。
さあ、どういうことだ?