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パンパンパンダのブログ

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映画を観に行こうと決めたことは運命で、今日上映していた映画から「何者」を選んだこともきっと運命だった。
その映画が自分と重なることも、その映画を人生初の彼氏と観ることも、そして彼氏がその映画をまるで理解出来なかったことも、その全てが運命だと言うのなら、なんて残酷なのだろうか。

神様がいるのなら、守護霊様がいるのなら、妖精さんがいるのなら、その全ては俺を守ってくれるのだと、何故だか強く思えていた。
けれど、それならせめて、自分だけではなく周りの人も救って欲しかった。
付き合うことが過ちだったと言うのならその運命を変えてほしかった。
別れる前提の出会いが必要だったというのなら、もっと気付くまでに猶予が欲しかった。

楽になるのは自分だけじゃないか。
かわいいとかかっこいいとか言われて調子に乗った。俺なんかでいいのか、俺なんかにはもったいない、もっといい人がいるよ、そんな言葉に溺れた。そして、そんな言葉を漏らす彼を愛おしく思った。その気持ちは間違いなく本物だった。

それなのに、何故。
好きだという気持ちは本当の好きではなかったのだと知るために用意された運命なのか。
これからの出会いに必要だったとでもいうのか。
残酷だ。
その運命に流されて俺がしていることも残酷だ。