随分ご無沙汰の投稿になります。
4月19日~デンマークで行われた世界マスターズベンチプレス大会に夫婦で出場してきました。
世界大会としては出場はお互い10年振り位(笑)
夫婦での出場を決意させたのは妻の復帰!
妻の復帰までの簡単な経緯は昨年の全日本ベンチに向けて復帰の準備を始め、まずは出場資格を得るために近畿ベンチから…
しかし調整で順調に重量を挙げていたのにもかかわらず直前で頸椎を痛め40kgがやっとの酷い状態になってしまい、予定ではオープンの標準を取るはずが、結局全日本マスターズのみの出場権利を得るにとどまりました。
全日本マスターズ大会ではシャツの用意はおろか調整も殆どやれてなかったですが、結局私の一番小さいシャツで出てマスターズ1優勝、失敗ながらも3試技目は日本記録挑戦まで何とか復調。
はれて夫婦で世界マスターズベンチの権利を得ることができました!
私も病気や長引く肩の状態で思う様な練習もできませんでしたが、今回はマスターズ2の初回で出れると言う事で密かに夫婦で世界チャンピオンを目論み、数年振りに世界マスターズをエントリーしました!
妻とは元々世界ベンチで知り合い、結婚式では夫婦で世界チャンピオンになるのが目標と言ってましたが、その後妻は出産育児、私は病気や怪我で、目標とは無縁な状態でした。
私自身も何度もマスターズの出場権利を仕事の為に放棄してきましたが二人での出場チャンスを得て無理無理でも行く事に決めました。
また子供が来年から小学生というタイミングもあったので今年は逃せない年でした。
これもキッカケの一つとして重要だったのですが、試合会場であるデンマークのラランディアという所、行った事のあるジムのほぼ全ての人が、家族で行ったら絶対楽しいから来年絶対行くべきだと言ってくれた事…
これは本当に大きかった…
さて、それから世界に向けて…とまず目標となるノミネーションをチェックしたら…
まるで浦島太郎の如し、世界が変わってた様な…甘過ぎた目算でした(笑)
私の場合は例え万全であっても厳しい優勝ライン。まさかM2の試合でベストを挙げても勝てるかどうかなんてレベルとは思いませんでした(笑)
この時点で目標を3位狙い!としました(笑)
妻も同じく、M1でも現階級ならほぼベストな状態まで持っていかないと優勝が微妙なライン…
しかし階級を落とす事で優勝が狙える選択肢があり、減量のイバラの道に!
妻の減量は思った以上に厳しく栄養状態がかなり心配な日々が続きましたが前々日入りのお陰で最後の最後で体重クリア!
私の場合は毎度減量付きの国際大会は体が想定外に縮んでシャツが効かないのですが、妻の減量食に付き合ってたお陰か、常に体重が余裕のある状態でしたので機内や現地で普通に食べれて全く体に変化はなく、減りを見越した試合当日のアップが想定外に早く終わってしまってみんながアップを始める前には既にシャツまで完了してしまいました(笑)
妻の試合は予定では90kスタートで、アップで早めにスタートだけ持って後休むといういつものパターンだったのが、アップ場のER台で想定外に重く、2枚のシャツを交互に試すもかなり厳しいと判断し、結局ノーギアでも必ず挙がる80kまでスタートを落とし変更。
しかし第一試技はまさかのラック当ての失敗…
セコンドとしてはかなり焦りましたが、2本目は楽々成功、3本目も90kを楽々成功し、優勝を決めました!
本番のエレイコ台はかなりやりやすかったみたいで、アップからしたらウソの様な軽さでした(笑)
数枚のシャツを用意して最初からシャツが緩い事を想定して何枚か試すつもりで誰もやっていないアップ場でメインシャツから開始。
元々何本も持たないのですが、想定外にシャツの緩みが無く、何とノーギア2~3本、ギア2本目で第一試技を胸まで付けて終了(笑)
まだ誰もやってない中、1人ギアまで完了(笑)
3位を争う相手はノミネーションをみて3位を狙いに階級変更してきた選手。
体重は相手が重く、同じだった第一試技の申請重量を相手は2.5増に変更。
相手は余裕無い中、こちらは余裕がある展開で成功試技を重ね、無事3位を確保!
欲を言えば三試技目は一番キツイシャツに着替えて1位に被したかったなぁ…
到底着替える時間も余裕も無かったのでそのまま2位狙いにいきましたがダメでした(笑)
何はともあれ最低限の目的だった夫婦でメダリストは達成でき、子供の前で表彰台に立てて幸せでした!
記録も順位も今までの失格以外の国際大会の実績に及びませんが、一番嬉しかったですね!
10年位前にオープンとかで出てた時の価値観とは全く違うし、競技と向き合う姿勢も変わったけど、どうであれこの素晴らしい経験ができた事にジムの仲間、家族、全ての人に感謝です。