先日の事。
出張で県内でもかなり田舎の村へ行った時の話。
NTTのインフラ事業のIRUシステムという光ファイバーを用いたテレビ電話配線、設置工事でした。
かなり田舎の村でやはりというか当然ながら過疎化が進んでいて住民の半分以上は高齢者。
だから訪問するお宅もほとんどがお爺ちゃん、お婆ちゃんばかりでした。
毎日毎日違う人が相手だから色々な人がいます。
怒りっぽい人、全然話が理解できない人、耳が遠くて会話が難しい人など様々。
そんな中で工期の終盤に差し掛かった頃のある日。
かなり人間的なストレスも限界に近くなっていて朝からその日は調子が悪い。
そんな中で伺ったお宅。
「ごめんください~」、と玄関を開けても誰も出てこない。
しばらく玄関先で待たせてもらったが住人がいないようなので待ってても仕方なかったので
出来る仕事から始めました。
ある程度こなして家屋内の作業のみが残った段階で住人が現れました。
1人暮らしのお婆ちゃんで耳が遠くてインターホンが聞こえてなかったらしい。
それでも何とか用件を伝えて中に入れてもらって作業開始。
高齢者の方が多い地域で最近起きている孤独死や音信不通を解消する目的もある工事なので
大事なのは設置する場所をしっかり決めて使い方を把握してもらう事。
しかしお婆ちゃん耳が遠いから話しが中途半端にしか伝わらない。
仕方が無いから屋内の状況や間取りを見て自分なりにお婆ちゃんの生活を考慮して進めるしかないと
思いました。
そう考えて自分でここがベストだろうと決めた設置場所を確認しようとしたら一枚の手紙がありました。
「なんだこれ?」と思って目を通しました。
そして読み終わった時に泣きそうになっていました。
その手紙の内容は…
「 工事の業者さんへ
お仕事お疲れ様です。
今日の工事に先立って私と家内で相談してテレビ電話の配置を決めておきましたので
以下のようにお願いします。
~中略~
以上、よろしくお願いします。
家内は耳が遠いのでご迷惑をおかけする事と思いますがご容赦ください。
何かあれば知り合いの○○さんへ連絡して確認して下さい。
どうかよろしくお願いします。
家主より 」
お婆ちゃんに聞いたら少し前に旦那さんは亡くなってしまったそうです。
亡くなる前から耳が聞こえないお婆ちゃんを旦那さんは色々と配慮して
こまめに気遣っていてくれたそうです。
しかし自分の余命が長くない事を知った旦那さんは後に残されるお婆ちゃんが
孤立したりしないように色々な事をしてくれたそうです。
その中の1つが自分たちに宛てた手紙だったんです。
それを読んでお婆ちゃんと上手に会話を出来なかった事だったりでイライラしてた自分が
無性に情けなくて恥ずかしくて申し訳なくて旦那さんに謝りたかった。
お婆ちゃんがいつも座る場所や行動をしっかり把握して細かく指示をしてた手紙からは
旦那さんのお婆ちゃんに対するとてつもなく大きい愛情を感じました。
この一件があってから人との接し方の見直し、相手方にきちんと理解と納得をしてもらう事を
改めて学ばせてもらった事を覚えています。
今も変わらず毎日色々な人と接しながら働いています。
ムカツク事も多いけど嬉しいこともある。
嫌な人もいるけど優しくて暖かい人もいる。
それでも我慢出来なくなった時はこの手紙を思い出します。
そうすると多少の事なら全然苦に感じなくなれます。
この手紙はこれからもずっと自分自身の励みやモチベーションを再燃させてくれる
大事なモノになりました。
きっとあの夫婦はチャーミーグリーンのCMみたいな夫婦だったんだろうなぁ
出張で県内でもかなり田舎の村へ行った時の話。
NTTのインフラ事業のIRUシステムという光ファイバーを用いたテレビ電話配線、設置工事でした。
かなり田舎の村でやはりというか当然ながら過疎化が進んでいて住民の半分以上は高齢者。
だから訪問するお宅もほとんどがお爺ちゃん、お婆ちゃんばかりでした。
毎日毎日違う人が相手だから色々な人がいます。
怒りっぽい人、全然話が理解できない人、耳が遠くて会話が難しい人など様々。
そんな中で工期の終盤に差し掛かった頃のある日。
かなり人間的なストレスも限界に近くなっていて朝からその日は調子が悪い。
そんな中で伺ったお宅。
「ごめんください~」、と玄関を開けても誰も出てこない。
しばらく玄関先で待たせてもらったが住人がいないようなので待ってても仕方なかったので
出来る仕事から始めました。
ある程度こなして家屋内の作業のみが残った段階で住人が現れました。
1人暮らしのお婆ちゃんで耳が遠くてインターホンが聞こえてなかったらしい。
それでも何とか用件を伝えて中に入れてもらって作業開始。
高齢者の方が多い地域で最近起きている孤独死や音信不通を解消する目的もある工事なので
大事なのは設置する場所をしっかり決めて使い方を把握してもらう事。
しかしお婆ちゃん耳が遠いから話しが中途半端にしか伝わらない。
仕方が無いから屋内の状況や間取りを見て自分なりにお婆ちゃんの生活を考慮して進めるしかないと
思いました。
そう考えて自分でここがベストだろうと決めた設置場所を確認しようとしたら一枚の手紙がありました。
「なんだこれ?」と思って目を通しました。
そして読み終わった時に泣きそうになっていました。
その手紙の内容は…
「 工事の業者さんへ
お仕事お疲れ様です。
今日の工事に先立って私と家内で相談してテレビ電話の配置を決めておきましたので
以下のようにお願いします。
~中略~
以上、よろしくお願いします。
家内は耳が遠いのでご迷惑をおかけする事と思いますがご容赦ください。
何かあれば知り合いの○○さんへ連絡して確認して下さい。
どうかよろしくお願いします。
家主より 」
お婆ちゃんに聞いたら少し前に旦那さんは亡くなってしまったそうです。
亡くなる前から耳が聞こえないお婆ちゃんを旦那さんは色々と配慮して
こまめに気遣っていてくれたそうです。
しかし自分の余命が長くない事を知った旦那さんは後に残されるお婆ちゃんが
孤立したりしないように色々な事をしてくれたそうです。
その中の1つが自分たちに宛てた手紙だったんです。
それを読んでお婆ちゃんと上手に会話を出来なかった事だったりでイライラしてた自分が
無性に情けなくて恥ずかしくて申し訳なくて旦那さんに謝りたかった。
お婆ちゃんがいつも座る場所や行動をしっかり把握して細かく指示をしてた手紙からは
旦那さんのお婆ちゃんに対するとてつもなく大きい愛情を感じました。
この一件があってから人との接し方の見直し、相手方にきちんと理解と納得をしてもらう事を
改めて学ばせてもらった事を覚えています。
今も変わらず毎日色々な人と接しながら働いています。
ムカツク事も多いけど嬉しいこともある。
嫌な人もいるけど優しくて暖かい人もいる。
それでも我慢出来なくなった時はこの手紙を思い出します。
そうすると多少の事なら全然苦に感じなくなれます。
この手紙はこれからもずっと自分自身の励みやモチベーションを再燃させてくれる
大事なモノになりました。
きっとあの夫婦はチャーミーグリーンのCMみたいな夫婦だったんだろうなぁ