再検査の病理結果、

『とりあえず大丈夫』(癌ではない)
という事で、無事終えてきました。


色々励まし下さった方々…
ありがとうございます。
心より感謝します。


blog含め、プライベートでも
皆んなに心配いただき…
一緒に涙して喜んでくれる仲間にも感謝。
幸せ者デス。





今回、
炎症反応らしきものが出ています。

私は初発を急遽の治療変更でCCRTとなり、
手術をしておらず、
婦人科系臓器は全て残っているので、
照射部の放射線での癌発生リスクも含め、
ずっとビクビクしているのも事実で……。


いつしか消えてくれるのか…
悪モノへと変化していくのか…

それは、わからないけど、


今は、これで、十分な答えです。



1年が終わる時期でもあったので、
今までにない、何とも言えない…
清々しい気持ちで病院を後にしました。


しかし、涙で目を真っ赤にして。。。







毎度通院日は平静ではいるものの、
実際はやたら待ち時間中…トイレとの往復。
内心、緊張しているのだと思う。

CT結果を聞く日は、
もうこの世の終わりのような気分で、
心拍早く…ドキドキ。食欲もなく…。


だけど今回の受診待ち時間の緊張は、
比べものにならない、
最高レベルに緊張していた。


想定される最悪事態も考えていたし、
その再々発がこのタイミングであれば、
辛過ぎる問題となる諸事情もあったので…。


心臓のバクバクが聞こえそうな…
呼吸は短く、息苦しく…過呼吸…


微動だできず、
じーーと座りながら、待つ。。。




すると、


なんと、そこへ、



肺転移時よりお世話になっている
呼吸器外科の主治医が来てくれた。


先日の受診で、
再検になった事、結果受診日が○日だ…
という話しはしていた。


椅子に固まって座っている私の肩を


トントン…にこっ 
   『深呼吸してゆっくり呼吸』
                                        と一言。



アタシの涙腺は破壊…撃破。

辛い緊張で張り詰めた気持ちが
先生の顔を見ただけで壊れて…

ただ頷くしかできず。





その後しばらくして、

まだ2時間近くは待つだろう状況に
突然、私の番号が呼ばれる ( ゚д゚)⁇




どうやら、
カルテで私の結果(癌無し記載)を見た、
呼吸器外科主治医が、

顔面蒼白のいつもとは違う様子を気遣い、

〈癌再発所見無し〉という結果であるなら、
さっさと結果を伝えて楽にしてやってという
趣旨の依頼を婦人科主治医にして下さり、
先に呼ばれたらしい。
(同じような思いの患者さんの順番が変わってしまい申し訳ないのですが)



診察室に入り、婦人科主治医に、
「大丈夫ですよ」と簡単な説明を受け、


また涙腺破壊。。。





両主治医の前で初めて見せた涙の粒。


婦人科主治医はもう5年以上の関わり。

常に1人で通院し、
全てを1人で受け止めてきた今までの私を
多くを語らずとも、
ただ気丈に振舞っているだけだと見透かし、
いつも気遣って下さる言葉がある。

その私の涙で、

   「患者さんの涙は僕達は動揺します」

と、おっしゃっていた。



そして、
呼吸器外科の先生に挨拶に行って下さいね
…と促され、この事態を把握。
お二方の配慮だった。



そして、
外来診療が既に終了しているのに、
待って下さっていた呼吸器外科主治医。
心からお礼を…お伝え。


「先生に手術してもらって良かった」


思わず、今となって改めて自然と出た言葉。




そして、そして、更に、
私を驚かせることが……




夜、
婦人科主治医がわざわざ電話を下さった。




診察室での説明が短かった為か、
『今日の意味、わかりましたか?』
『大丈夫ですからね』
『こんなの僕は心配してないですから』



たった30秒足らずの会話。。。

でもアタシには30トン級の重みある電話。







2人の主治医に、
木っ端みじんに涙腺破壊された1日でした。



今、命あるのも
こんな先生達のお陰だと痛感…
そして感謝。




これまでの人生で、
色んな感激や感謝を経験したけれど、

今日ほど、人の心に触れる日は、
経験した事ないと感じました。



沢山の人達に感謝です。