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「ベンゾジアゼピンから離脱させることは、ヘロインから離脱させることよりも難しい」 ‐マルコム・レイダー教授:英国ロンドン大学精神医学研究所名誉教授(臨床精神薬理学)

精神科、診療内科に睡眠障害、不安感などの問題で初診してまず処方されるのがベンゾジアゼピン系の薬であるのを経験している方は多いと思う。

一番簡単に処方されるのはデパスだがその他にもこれらを処方されている方々も多いだろう。

ソラナックス、コンスタン、
レンドルミン、レンドルミン、セルシン、ユーロジン、メイラックス、ロヒプノール、サイレース、ワイパックス、ベンザリン、ドラール、ハルシオン、ミンザイン。

ベンゾジアゼピン系の向精神薬は長期作用は禁物である。たったの四週間程度で体が依存症にかかってしまう。

“耐性が形成されると、たとえ薬を飲み続けていたとしても、服用中に“離脱”症状が出現します。このように、多くの長期服用者が苦しんでいる症状は、薬の有害作用と、耐性からくる離脱作用が混ざり合ったものです。”ヘザー・アシュトン教授(英国、ニューカッスル・アポン・タイン大学名誉教授、臨床精神薬理学)

ベンゾジアゼピンの長期的な使用によって奇異反応として、てんかん発作、攻撃性、暴力、衝動性、易刺激性、自殺行動などの奇異反応が時に生じる。 これらの反応は、脱抑制の影響、それに続く、社会的に容認できない行動の制御不能と解釈されている。

ベンゾジアゼピンの長期的な使用が、認知のすべての領域において、中等度から大きな有害な影響に結びついていることを見出しており、視空間記憶が最も一般的に発見された障害であった。一部のほかの障害は、知能指数(IQ)、視覚運動協調、情報処理、言語学習と集中力の低下である。

長期使用者の断薬は特に難しくて長くて3年も離脱症状が続くこともある。

ベンゾジアゼピン系を断薬する時の離脱症状は以下の通り:

離脱症状

精神症状

  • 易興奮性(イライラ、落ち着かない)
  • 不眠、悪夢、他の睡眠障害
  • 不安の増大、パニック発作
  • 広場恐怖、社会恐怖
  • 知覚変容
  • 離人感、非現実感
  • 幻覚、錯覚
  • 抑うつ
  • 強迫観念
  • 妄想的思考
  • 激怒、攻撃性、易刺激性
  • 記憶力、集中力の低下
  • 侵入的記憶
  • 渇望(まれ)

身体症状

  • 頭痛
  • 痛み/筋肉の凝り - (四肢、背中、首、歯、顎)
  • ピリピリする感覚、痺れ、感覚の変容(四肢、顔、胴体)
  • 脱力(例えば下肢に力が入らない)
  • 疲労感、インフルエンザ様症状
  • 筋肉がピクピクする(筋れん縮)、ミオクローヌス、チック、“電気ショック様感覚”
  • 震え
  • めまい、もうろう感、バランス失調
  • 霧視(ぼやけて見える、目がかすむ)/複視(二重に見える)、眼痛、ドライアイ
  • 耳鳴り
  • 過敏性 -(光、音、触覚、味覚、嗅覚)
  • 消化器系症状 -(吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、嚥下障害)
  • 食欲/体重の変化
  • 口渇、金属様味覚、嗅覚異常
  • 潮紅/発汗/動悸
  • 過呼吸
  • 排尿障害/月経異常
  • 皮膚発疹、かゆみ
  • ひきつけ(まれ)

    自分は長い事断薬をするのを目指しているが離脱症状が辛くて12年間経った今でも止められていない。