WEBサービス企画研究室

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人気が出るWEBサービスにはどんな共通点があるのか?面白い企画を考えるために何か良いフレームワークはないか?
などなど、WEBサービスや企画について色々と書いていきます。

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最近、「ヒッチハイクができるアプリって面白いかも?!」と思い、「ヒッチハイク アプリ」で検索したところ“Lyft”というアプリがひっかかってきました。

なんだもうあるのか、と少々がっかりしましたが、具体的にどんなアプリなのか、どれほど人気があるのか(自分も思い付いたので自分の企画力を図るつもりで)を知りたいと思い調べてみました。


Lyftは2012年にアメリカのサンフランシスコで開始した「相乗りサービス」です。

ユーザーはアプリを使って近くにいる一般ドライバー(Lyftに登録している)を検索し、目的地までの相乗りを依頼することができます。

目的地到着後、ユーザーはドライバーに対し寄付金を渡します。

「送迎」ではなく「相乗り」であること、「乗車料」ではなく「寄付金」を支払といううところがタクシーとの大きな違いです。

料金が比較的安い、タクシーよりも捕まえやすいといった理由でアメリカでは非常に人気が高く、また、現在類似サービスのUberを凌ぐ勢いで成長しており、2014年にはアリババなどから2億5000万ドルもの資金を調達したとのことです。


とこれが概要です(かなり端折りました)。

とりあえずアメリカでは人気があるということで少しほっとしました笑

しかしこのアプリは日本でも人気が出るでしょうか?

そこで色々と調べてみました。

すると以下のことが分かりました。

・日本ではタクシーが比較的捕まりやすい
 アメリカではタクシーのサービスの質が悪く、呼んでもなかなか来ないことが多いらしいです。これが呼べば捕まるLyftの人気の理由の一つですが、日本ではタクシーは基本的に捕まえられますし、呼べば来てくれるというのは普通のことですよね。

・日本では通常、送迎により料金を受け取る場合二種免許が必要となる
 アメリカではタクシーを運転するのに二種のような特殊な免許が必要ないようです。しかし日本では二種免許が必要です。いくら送迎ではなく相乗りです、乗車料ではなく寄付金ですといってもこれは実質的には送迎と同様のことをしているので、これを許してしまった場合、二種免許の意味がなくなってしまいますし、タクシー業界からのバッシングが凄いような気がします。

以上のことから、Lyftは日本では中々難しいのではないかと思いました。

これからどうなっていくのか、今後もLyftに注目していきたいと思います。