昨日の井上尚弥 vs フルトンはレベルの高い試合でした。
私は井上の判定勝ちにbet していたのですが、
気持ちとしてはスッキリ倒して欲しい気持ちでした。
試合開始とともに、井上は堅いフルトンのガードの上からフルスイングでパンチをぶつけていました。
井上のパワーに圧倒され、序盤はフルトンは後ろ体重で逃げ回る。ここまでは予想した展開通り。勢いからいって、早めに倒してしまうのでは?と思った。
しかし、フルトンの防御力は一級品で、井上の鋭いパンチの芯を外していた。
流石無敗のチャンプ!
中盤位なると、フルトンが前に出てきて、井上が後退する形に。これは予想していなかった。そして、井上にいいコンビネーションパンチが当たる様になってきた。ちょっとびっくり。7Rは完全にフルトンのラウンドに。
ボクシングの採点ほどいい加減なものはないと思っている私は、フルトンのタッチボクシングで微妙な判定になるのを恐れた。
8R、パンチが当たる様になり自信を取り戻したフルトンは積極的に前で勝負してきた。
それが、井上の毒牙にはまる前段階だった。
強烈な右ショートととどめの左フックで勝負が決まりました。
途中までは私の予想通りだったのですが、フルトンのメンタルは私の予想に反して勇敢でした。フルトンは間違いなく素晴らしいボクサーで、井上尚弥が対戦した最強の相手でした。
賭け金は失いましたが、嬉しい勝利でした。
年内に、タパレスと戦うことになりそうだが、この試合に興味はない。ムロジョン・アフマダリエス(ウズベキスタン共和国)がタパレスに負けなければ良かったのにー!