過去に自分が負った怪我を思い返しても自分の不注意であったと思うことが多い。
怪我は『我(われ)』が『怪(あやしい)』と書く。
怪我を負う理由の大半が自分の責任であると私は考える。
スポーツマン、特に格闘技を学ぶ者で怪我をした経験のある者に自問自答して頂きたいと思う。
「格闘技に怪我はつきもの」そんな言葉を言いながら怪我は仕方がないと思っている人が多いのではないだろうか。
怪我をした経験のある者は「この怪我は避けられたのではないか?」「この怪我は無理をし過ぎたからではないか?」と1つ1つ考えて貰いたい。
何かを学ぶ以上は皆上手くなりたいし強くなりたい。そして必ず自分より強い者が近くにいる。故に焦る。稽古に励む。
ここまでは良いのだが疲れた体や本調子ではない体を休めることなく一番怪我のリスクの高い立ち会いや組み合いの稽古をしてしまって大怪我を負ってしまった経験がある者は少なくないであろう。
そして怪我を克服し練習を積んで試合へと向かって行く。
試合とは『試(ためし)』『合(あい)』と書く。稽古や練習を積んで身に付けた技を試す場所。
故に試し合いに練習を積まずに出場するのは可笑しな話しである。
稽古が不十分のまま試合に出場しても良い結果になることは少ない上に怪我を負うことが多くなる。
好きなこと、学びたいこと、身に付けたいこと、そして精進したいが故に学舎に通う人達…
負わなくても良い怪我を1つでも多く回避し、練習や稽古に精進する時間、そして現役生活を少しでも長く続けて貰いたいと私は考える。
元プロボクサー・現在ボクシングトレーナー
ドゥードゥ



