結婚式があった。

大好きな友だちの結婚式やった。

記憶が飛ぶまで飲んだ。

騒いだ。
祝った。
大好きって伝えた。
本当にこころからお祝いできた。

臨月間近の新婦さんには
初めてお会いしたけど
ほんとうに幸せそうで
こころがあったかくなった。

しあわせな気分でみんなで雑魚寝をしていた。

普段マナーモードにしている携帯が
何かの拍子で、マナーが外れていたのだろう。

朝6時。

普段なら絶対気づかないのに。

着信音。

普段なら絶対でないのに。

着信画面:おかーさん

普段なら後でかけなおそうとおもうのに。
普段なら、1~2日後にかけなおすのに。

飲みすぎて
頭痛い
気持ち悪い
眠い

ふらふらになりながら

何故か、
電話に出た。





おばあちゃんが、亡くなった
今どこ、すぐに帰ってこれる?
詳細が分からなくて、帰ってきたら説明するから。







最初の言葉を聞いて

頭から
サー
っと血が引いていくのを
体感した。



そして自分でも驚くほど冷静だった。

寝ているみんなを起こさないように
書置きを残して。

新幹線に飛び乗った。

結婚式に出席したままの浮かれたドレス。
お酒のしみだらけのドレス。
両手には引き出物と写真。

ひきつった顔


あまり記憶がないけれど

新大阪からタクシーに乗り
自分ちへついてから着替えて
また新大阪に逆戻り

新幹線にゆられながらばーちゃんちへ。



理解できなかった
受け入れられなかった

こないだ柿をおくってもらって
電話したばかり。
元気?って聞いたら
ぼむちゃんは?
って。

最近おじいちゃんの体調が思わしくなかったから
じーちゃんは元気?
って。

じーちゃんは元気よ。
伝えてくね。
って。




いつもひとのことばかり心配していたばーちゃん。
にこにこ笑顔が絶えなかったばーちゃん。
自分の事は後回しだったばーちゃん。
大好きなばーちゃん。




なんで?
元気やったやん。




ばーちゃんの顔は
綺麗過ぎて
ものすごく穏やかな顔で

だからこそ余計に信じられなくて
受け入れられなくて







だけど
つめたかった







こうやってブログに書いていても
まだ信じられなくて

お骨を骨壷に入れても
まだ信じられなくて



ずっとずっと信じられなくて



ただただ、

じーちゃんの涙が忘れられなくて
じーちゃんがちっちゃくなってしまった気がして














片方では命が芽吹き
片方では命がフっと消える






ばーちゃん、
ずっと生きていてくれると思ってたよ

花嫁姿見て欲しかった
ひ孫の顔見せてあげたかった
何にも返せてない
何にも返せてない
何か返したい
どうしても返したい
でももう返せない




ばーちゃん、まだ受け入れられんよ。



どうすればいいんかな。